(何年か前に東京に行ったときに見たクリスマスツリー)
11月も終わりに近づき、2020年最後の月がやってこようとしています。
年末までに取得する必要のあるリフレッシュ休暇を年末に取る予定で、
さらに有休もまだだいぶあるので、来月は2週間ぐらいお休みになりそうです。
本来は、どこか暖かい所に逃げたいところですが、
今年はどこにも行かず、実家にも帰らず、
静かに断捨離をする予定でいます。
12月と言えば、クリスマスがありますね。
私は、毎年クリスマスは特に何もありません。
「クリスチャンでもないのに、祝うなんて!」と信念を持って反対しているわけでもなく、
「独りは寂しいからパーティーでも」という気持ちもなく、普通の日です。
カードをもらえば返すし、友だちに誘われれば行くし、クリスマスの音楽があれば聴くし、という感じです。
先日のこと。
今年の春に知り合ったイスラム教徒のAさん(誕生日にサプライズでお花を持ってきてくれたお友だち)と話していたときのことです。
Aさんは、毎日のお祈りも欠かさず、コーランも持ち歩く敬虔なイスラム教徒なのですが、
「もうすぐクリスマスですねー。」と言ってきました。
「そうですね」と答えると
「クリスマスプレゼントは何がいい?」と聞いてきます。
「は?」
ちょっとちょっと、あなたイスラム教徒でしょ。笑
クリスマス関係ないじゃない。
というと
「他の人のことは知れないけど、私は別に気にしません。いいかなと思って。」
Why not?みたいな反応をするAさんに、かなり衝撃を受けました。
まあ、考えてみたら私たちも同じなんですけど。
特に意味も考えずにクリスマスを祝うひとが大勢いるのだから、
イスラム教徒がクリスマスを祝うことだってありえるでしょう。
なんとなく、勝手に
イスラム教のほうが(私たちより)厳しいという印象を持っていましたが、こんな日本で長く過ごしてきた彼にとっては、
周りの日本人とうまくやっていくためにも、
「クリスマスは、断固として祝いません!」なんて言っていられなかったのかも知れません。
「私、毎年別になにもしないし。プレゼントとかも別に交換したりしませんよ。」と言っても
まだ食い下がってくるAさん!そこまで??笑
先日に続いて今日もなぜかまたクリスマスの話になりました。
そして、「あーあ、話してしまった。サプライズすれば良かったのになー。」と言われました。
いやいやいやいや。
イスラム教徒がクリスマスを祝うのは良いとしても、
サプライズは違うでしょう。笑
おちゃめなAさんです!
ところで、ネットでちょっと調べてみたところ、
イスラム国家でも、例えばサウジアラビアなどはとても厳しく、クリスマスを祝うことが許されないそうです。
反対にドバイなどは、いろんな人が出入りするからから、街中でもクリスマスの飾り付けが見られ、
クリスマスの雰囲気が感じられるようです。
ま、ひとくちにイスラム国家といってもいろいろあると言うことですね。
それにしても、
もしAさんが本当に何かを考えているのなら、
私も何か準備すべきなのでしょうか???