こんにちは。
今日は夏のヨーロッパ旅行について書きます。
今年の夏、10年ぶりにヨーロッパに行くことにしてから、
およそ2年ぶりにドイツ人の友達に連絡を取ってみることにしました。
なまえはR、実は当時の私の彼氏の友達です。
Rは、アジアにはこれっぽっちも興味・関心がなく、日本についてもあまり知識はありませんでした。
かといって、アジアを馬鹿にするとか偏見を持っているとかいうことも、ありませんでした。
ヨーロッパでは当時子供に見えていた私に対して、
(博物館などで、こちらがなにも言わなくても子供料金のチケットを渡される。)
ひとりの友達として大切に大切に扱ってくれました。
当時、私と彼氏はミュンヘンに、
Rはアーヘンというオランダとベルギーとの国境沿いの町に住んでいたため、
私のドイツ滞在中も、ほとんどあうチャンスはありませんでした。
しかし、私のドイツ滞在中はもちろんのこと、
日本に帰ってきて彼氏とあっさり別れてしまってからも
Rは、私の書くヘタクソなドイツ語メールに付き合ってくれ、ずっと友達でいてくれました。
そんなRに一目会ってお礼が言いたくて、
今回の旅行では、彼の住んでいる町にも立ち寄ろうと思っていました。
今、たとえどんなに小さな町に住んでいるとしても、たった1時間でもいいから
なんとかして会いに行こうと思っていました。
あって、当時のお礼が言いたかったのです。日本からのお土産も渡したいし。
そして、メールしてみたところ、
なんと、彼から2年ぶりにもらった返事には
「ここ2年、キミの第二の故郷で、帰りの空港があるミュンヘンに住んでいるよ」とあります!
そして、
「旅行の計画がどうなっているかは知らないけれど、うちにはもうひとつベッドルームがあるから好きなだけ泊っていってね。できるだけ長くミュンヘンに滞在してくれたら嬉しいなぁ。」
と書いていてくれました。
さらに、
「ヨーロッパ内はどうやって移動するつもり?列車?レンタカー?実は、最近ヨーロッパ内だと飛行機もとても安くなっていて、50ユーロぐらいで飛べる場合もあるから、時間と行先を教えてくれたら飛行機の手配も手伝うからね!」
とまで申し出てくれました。涙。
この10年間、お世話になったお礼がまだできないでいたのに、
10年ぶりにお礼が言えると思ったら、さらにお世話になりそうな感じ。
もちろん、できるだけ迷惑をかけないようにするつもりではいますが、
彼がミュンヘンにいてくれるというだけで、本当に心強いです。
お気楽ヨーロッパぶらぶら旅行が、急に意味のある旅行に思えてきました。
最初は、トラベルドイツ語会話の本でも買って復習しておけば十分だと思っていましたが、
10年ぶりの再会のため、ここはひとつ頑張らなければなりません。
よーし、がんばるぞーっ!
それでは、みなさま、
アウフ ビーダーゼーン!(また会いましょう。)