マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

釜山案内

今週の月曜日から水曜日まで学園祭のため、午後1時以降の授業が休講です。
月曜日は毎週夜間授業しかないワタクシは、丸々1日休講ということになりました。

わあーい♪



この貴重な1日をどう使おうか悩んだ結果、
テグ時代の中国人の友達YNと釜山で半年振りに会うことにしました。



これまで、日本人のお客様なら釜山を案内したことが何度かあります。
でも、中国のお客様は初めて。ちょっと困りました。


なぜかというと、日本人なら、日本ではあまり見られない所、
気に入ると思われる食べ物などある程度予想できるのですが、中国人だとそれが分からないのです。


日本人にとっては、ごちゃごちゃしたマーケットや屋台など、
「うわぁ、おもしろい!」と思えるところでも、中国の人にとっては

「中国でも普通にあるけど、何が珍しいの?」となってしまいます。



だからといって、高層ビルの立ち並ぶ区域を見せても

「上海はこんなもんじゃない」となり、



魚で有名なチャガルチ市場をみても

「○○省の××に行けば、こんなのは見られる」と、




何をとっても「中国にある」になってしまうのです。

また、文化的な建造物などをみても、中国の影響を受けている場合が多かったり。




なかなか中国の人をうならせることはできません。



私が困り果てていると、「あなたの学校を見に行こう!」と助け舟を出してくれました。



ほかに案内できるところがないので、私の勤めている学校までとりあえず行くことにしたんですが、
実はこの学校、10分あれば十分見渡せるほど小さいのです。

研究室も共同で使っているため、ゆっくりしてもらうこともできません。



結局、苦労して山登りして学校にたどり着いたにもかかわらず、
正味30分で帰ってきてしまいました。


ほかに見せるところもないので、私の住んでいるマンションにつれてきましたが、
私の家も、何もありません。

二人とも外国人なので、テレビを見ようにも理解できない。


結局日本茶を1杯出しておしまい。
(しかも渋すぎた!)


「あなたに会いに来たのだから」と言ってくれたものの、
何もできず非常に心苦しいひと時でした。




人を案内するって、結構難しいことなのだなぁ~。