この週末、テグ時代の学生さんと助手の女の子が２泊３日で遊びに来てくれました。
引越し後、初めてのお泊りのお客さんです。
最初に、ウチがいかに古くて汚いかと言うことを話しておいたので、
２人ともあまり驚いてはいませんでしたが、
少し言いにくそうに「まあ、確かに少し古いですねぇ」と言っていました。
そのとおりでございますー。
ところで、韓国で生活なさった経験をお持ちの方はご存知だと思いますが
韓国では、友人・知人が引越しをした場合、「引っ越し祝い」をあげます。
まあ、これは日本でも同じですね。
何が日本と違うかといいますと、お祝いの内容です。
韓国では、なんと、「洗剤」「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」などをあげるんだとか。
へーーーー。
初めて聞いたとき、とっても驚いた私は、その後いろんなクラスで
「韓国では、引越しをしたら、こういうプレゼントをするんだそうですね～。
でも、もし日本で友達が引越しをしたときにトイレットペーパーを持っていったら、
友達はたぶん、皆さんをみて、買い物の帰りかなって思うと思います。
それがプレゼントだと分かる人はあまりいないと思いますね～。」
などと話しておりました。
それが今回、このお２人から「引っ越し祝い」として箱ティッシュをいただいたのです！
「まだあるし、本当に気を遣わないで！」と言ったのですが、
「腐るものでもありませんから～」といって、２人でお金を出し合って買ってくれました。
以前もここで書いたことがあるとおり、
紙類は韓国では結構高いので、非常に申し訳なかったのですが、
その一方で韓国式の引っ越し祝いをいただくことができ、
なんだかさらに１歩韓国人に近づけたような気がして、とても嬉しかったです。
知識としてはあった韓国の「引っ越し祝い」。
でも、頭で分かっているのと実際に体験するのでは違うもんですね。
