最近、バイトの帰りによく連絡をくれる韓国の青年キムさん。
彼との出会いは…↓↓
彼は今、ソウルにあるパスタ屋さんでアルバイトをしていて、
帰りがけにメッセージをくれるのですが、
私も時間があるときは、彼が家に帰りつくまでの間、電話で話したりします。
90歳を超すおじいちゃん(日本語で教育を受けた世代)の影響で日本が大好き。
おじいちゃんに日本を案内することが夢だという心優しい青年です。
今日は、バイト先にお客さんがあまりいなかったという話をしていました。
以下、私達の日本語での会話です。
キム: 今日は、お客さんが少なくて、お金・・・お金??が今月最低でした。
マ: ああ、【売り上げ】のことかな。
キム: 売り上げって言うんですか。
マ: うん。あ、売り上げって韓国語でなんていうんだっけ。
キム: 【メサン(売=メ、上=サン)】ですね。
マ: あ、漢字が日本語と同じだね!あ、それでメサンがどうだったの?
キム: はい、メサンが○万ウォンしかなかったんです。
キムさんと話しながら、パソコンで彼のバイト先のクチコミを発見。
マ: あ、お料理のクチコミ見つけたよ!みんな美味しいって書いてるね。
キム: はい、本当に美味しいんです。先生も食べに来てください。
マ: うんうん。「チェジュ島の材料を使った料理が【 돋보여요】。」って書いてある。돋보여요って何?
キム: うーん、それは、例えばいろいろある中で、それが一番よく見えるみたいな意味です。
マ: 【目立つ】とか、【引き立つ】みたいな感じかな。なるほど。
こんな感じで、エピソードの中で出てきた単語を、
その時の場面などと共に覚えると、覚え易く忘れにくいです。
(ただし要注意!会話がブチブチ切れるので、
お互いに学習を望んでいる場合でないと、一方がイライラしそうです。)
アップル=りんご、ドッグ=犬という感じで
機械的にするする覚えられる人はいいと思うんですが、
私は機械的に覚えることができません。
(驚くほどのスピードで忘れる、というか記憶に残らない!)
なので、こんな風に場面やエピソードの中で覚えていくしかありません。
実は、決してお互い単語学習が目的でお話ししてる訳ではないんですけど、
気がつけばいつもこんな会話になっています。
そして、いつも新しい単語をメモ。
ちなみに【八つ当たり】というのは、
私から質問したのですが、
お客さんがあまりに少なかったら、お店の方に八つ当たりされる?
という質問でした。苦笑
答えは「NO」。ほっ。
とても優しい方らしいです。
クチコミにも、お店の方が親切で良かったと書いてありました。
とってもいい方のところでバイトできて良かったね。
お客さんが、たくさん入って繁盛しますように。
日本からわざわざ韓国にパスタを食べに行く人は
なかなかいないかも知れませんが、
キムさんの働く姿が見てみたいので、
いつか行ってみたいものです。
韓国で辛いものを食べ飽きた方、韓国のパスタはいかがですか?