マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

文字でも単語でも裏切られるロシア語

語学教師でありながら、

効果的な語学学習をしていない、いえ、できていない私。

 

学生たちには、

えらそうにあれこれ言っているものの、

自分の外国語学習ときたら、効率悪いことこの上なし、です。

こんな先生に習ってると知ると、学生が反乱を起こすかも知れません。

 

といいつつ、上手くいかなければ、それはそれで

できない学生の気持ちが理解できるかも?

なんて言い聞かせ(言い逃れ)たりしています。

 

さて、最近マイブームのロシア語。

今日ふと思い立って本棚を探してみたところ、ありましたありました!

 

何年も前に

「いつかは読めるようになるかも知れない!」と思って

買っておいたチェブラーシカの本!

もちろん、勉強してないのですから、

置いとくだけでは読めるようになっていないのですが。

 

今日、久しぶりにパラパラと見てみました。
f:id:shiroutotabi:20200117234242j:image

(関係ない話ですが、本についているように見えるマーカーは、実は写真につけたものです。本はきれいなままで、こうして色づけできるのは便利ですね!)

 

数年前の私(文字すら読めなかった頃)は、this にあたるэтоや、

yesにあたるДаぐらいしか分からなかったのが、

今日はもう少し分かるようになっていました!

 

何が分かったかといいますと、

たとえば、телефон はtelephon、つまり「電話」であるということ。

 

これは、ロシア語が出来るようになったというよりは、

単に文字が分かるようになったというだけの話です。

лがlで、фがfの音だと分かれば、全然難しくありません。

 

探してみたら、ロシア語の単語の中には、

他にも英語と近いものがありました。

「学生」はстудентと言うそうなんですが、

cはs、уはu、そしてнはnなので、単純に置き換えればstudentになるのです。

 

なーんだ!

文字が読めるようになるだけで、単語まで分かるようになるなんてお得ですね。

さらに、ドイツ語に似ているものもあったので(例:じゃがいもはкартофель)

なんだか嬉しくなってきました。

 

そんな調子で本を眺めていると、

もうひとつ、分かりそうな単語がありました。

色づけしてある単語です。

 

магазин これ、magazinです。英語のmagazineに似ていませんか?

おおおー、やったー。

マガジン、つまり雑誌ね!

と、喜んでいたのもつかの間、実は雑誌ではありませんでした。

これは「お店」という意味なんだそうです。

えー。ここに来て、まさかの裏切り!笑

まあ、よくよく調べてみますと、英語のmagazineも、雑誌という意味以外に

倉庫という意味もあるようなので、

それならまあ納得行きますが、でもなんとなく騙されたような気分です。

 

思えば、ロシア語には裏切られっぱなしでした。笑

Rが鏡文字みたいになっていたり、Nが逆さまになっていたり。

それにとどまらず、HはNの音だし、YはUの音でPはRの音。

やっと文字に慣れてきたかと思いきや、今度は単語で騙される!

 

ああ、まだまだ先は長いのでした。

 

Это сложно, учить русский. 

(ロシア語を勉強することは、難しい。)

教科書に出てきた例文