語学教師でありながら、
効果的な語学学習をしていない、いえ、できていない私。
学生たちには、
えらそうにあれこれ言っているものの、
自分の外国語学習ときたら、効率悪いことこの上なし、です。
こんな先生に習ってると知ると、学生が反乱を起こすかも知れません。
といいつつ、上手くいかなければ、それはそれで
できない学生の気持ちが理解できるかも?
なんて言い聞かせ(言い逃れ)たりしています。
さて、最近マイブームのロシア語。
今日ふと思い立って本棚を探してみたところ、ありましたありました!
何年も前に
「いつかは読めるようになるかも知れない!」と思って
買っておいたチェブラーシカの本!
もちろん、勉強してないのですから、
置いとくだけでは読めるようになっていないのですが。
今日、久しぶりにパラパラと見てみました。
(関係ない話ですが、本についているように見えるマーカーは、実は写真につけたものです。本はきれいなままで、こうして色づけできるのは便利ですね!)
数年前の私(文字すら読めなかった頃)は、this にあたるэтоや、
yesにあたるДаぐらいしか分からなかったのが、
今日はもう少し分かるようになっていました!
何が分かったかといいますと、
たとえば、телефон はtelephon、つまり「電話」であるということ。
これは、ロシア語が出来るようになったというよりは、
単に文字が分かるようになったというだけの話です。
лがlで、фがfの音だと分かれば、全然難しくありません。
探してみたら、ロシア語の単語の中には、
他にも英語と近いものがありました。
「学生」はстудентと言うそうなんですが、
cはs、уはu、そしてнはnなので、単純に置き換えればstudentになるのです。
なーんだ!
文字が読めるようになるだけで、単語まで分かるようになるなんてお得ですね。
さらに、ドイツ語に似ているものもあったので(例:じゃがいもはкартофель)
なんだか嬉しくなってきました。
そんな調子で本を眺めていると、
もうひとつ、分かりそうな単語がありました。
色づけしてある単語です。
магазин これ、magazinです。英語のmagazineに似ていませんか?
おおおー、やったー。
マガジン、つまり雑誌ね!
と、喜んでいたのもつかの間、実は雑誌ではありませんでした。
これは「お店」という意味なんだそうです。
えー。ここに来て、まさかの裏切り!笑
まあ、よくよく調べてみますと、英語のmagazineも、雑誌という意味以外に
倉庫という意味もあるようなので、
それならまあ納得行きますが、でもなんとなく騙されたような気分です。
思えば、ロシア語には裏切られっぱなしでした。笑
Rが鏡文字みたいになっていたり、Nが逆さまになっていたり。
それにとどまらず、HはNの音だし、YはUの音でPはRの音。
やっと文字に慣れてきたかと思いきや、今度は単語で騙される!
ああ、まだまだ先は長いのでした。
Это сложно, учить русский.
(ロシア語を勉強することは、難しい。)
↑
教科書に出てきた例文