大変な時に他人を思いやる友人
(内容とタイトルが合ってなかったので、タイトル変更しました。)
久しぶりに書きます。
コロナの影響で、想定外の仕事が増えてしまい、
この一週間で2日も徹夜してしまいました。
お仕事があるだけありがたいのですが、
(徹夜しても、給料は変わらないシステムですが!)
このままでは免疫力が落ちまくる!
仕事は一向に終わらないし、
時間はどんどん過ぎていくし、で
そんな自分の状態にストレスを感じ始めていたつい最近のこと、
素敵な出会いがありました。
とある自営業の友人Rさん(アラブ人)が、
コロナの影響でお店が出来なくなり、とても困っていました。
小さなお子さんもいるので、何かできることはないかと、
「無料だと怠けるから、有料でオンラインでアラビア語教えてくれませんか?」と言ったりしてみましたが、
「僕を助けるためでしょう。気持ちはすごく嬉しいけど、絶対にできない。」と断られました。
「心配しないで。絶対に乗り越えて見せるから!」とのこと。
何も力になれなかったなあ、と思っていたところ、
ある日SOSのメッセージが入りました。
おお、私にできることがあるかしら?
と聞いてみてびっくり。
「僕の友達のAさんは素晴らしい人で、ずっとボランティアで通訳とかしてる人なんですけど、その人が7月に日本語の試験を受けたいそうだから手伝ってあげてくれませんか。お金は払うって言ってます。」
ええ!お願いって、他人のことなの?
こんなに大変な中、自分のことではなく、
人のためにお願いするRさん。
直接Rさんのためではなくても、
Aさんのお手伝いをすることでRさんが喜んでくれるならと、
「無料でするかわりに、Aさんの望む通りにはできないかも知れない。忙しくてできないときもあるかもしれないけど、それでもいいなら。」
と引き受けることにしました。
(オンラインで)
そうして出会ったアラブ人Aさん。
Rさんに負けず劣らず日本語がペラペラでした!
敬語なんかも完璧で、びっくり。
彼いわく、聞くのと話すのは問題ないんだけれど、読み書きが難しいとのこと。
やっぱり漢字が大変なようです。
何とかして、読み書きもすらすらできるようにしてあげたいものです。
今日はとりあえず、彼のレベルを知るために過去問を少し解いてもらいました。
日常会話で出てくるような語彙は本当によく分かっているようでしたが、ちょっと高度になるとあやふやな様子。
ひとつ表現を知っていたら、
わざわざ別の言葉で言い換えたりしないですからね。
どこまで私にできるか分からないけど、
できるだけ一緒にがんばりましょうね。
こんな時ですが、
なんとなく、心があたたかくなれた日でした。
写真は、2017年4月にドイツでしたお花見のときに撮ったものです。