コロナの影響で、
教育機関はオンライン授業のところが増えたようですね。
私の勤務先も、オンラインを取り入れました。
私は語学教師。
語学のオンラインレッスンなら、
今時たくさんあるので、そんなに苦労しないと思われるかも知れませんが、私に限っては、そんなことありません。
何より、教師の我々がそんな授業になれてないし、
授業プランを作ったときには、
オンライン用に作った訳ではないので、考えた通りのことはなかなか出来そうにないのです。
特に、オンタイム(同時双方向型)でする授業は自信ないなあ。
ほんの、数名相手ならまだしも、20名ぐらいのクラスもあります。
あと、ただでさえ、朝早い授業なんかは学生にとってつらいのに、
オンラインで早朝なんて、無理でしょう!
することはもちろんできますが、教育効果は、あんまり期待できない気がするんです。
違うのかなあ。
学期の開始時期が日本より早く、
一足早くオンラインを始めた韓国の元教え子Gさん(今は卒業して就活を休んでいる)が教えてくれた話によると、学生側がマイクをオフにするのを忘れていたせいで、
「ゲームをしている音が教師側に漏れていた」
「教師の文句を言っているのがまる聞こえだった」
などという悲しい話も。笑
ということで、私は、
できる部分は配信型の授業を中心に作ることにしました。
たとえば、
「作文」の授業は以下のようにするつもりです。
(授業はまだ始まっていません)
1. まず、PowerPointで授業のスライドを作る
2. 作った資料に、自分の解説を吹き込む
3. それを動画にして、Youtubeに流す
(公開範囲を「限定」に設定し、リンクを学生だけに教える)
4.Youtubeのリンクや、動画を見て行う課題をmoodleにアップし、学生に提出させる
5.添削して、学生に返す
まあ、作文だから、これで行けるかな?
会話のクラスなどは、どうしても同時双方向になります。
でも、複数対象なので、どうするべきか研究が必要です。
いろんな先輩方の例をみて、勉強しなくては。
とまあ、まだそんな段階です。
授業開始までに間に合うのか、不安でたまりませんが、
やるしかないですね。
ところで、上述のGさんは、
コロナで就活も出来ない今、何をすべきか途方に暮れているとのこと。
勉強すればいいことは分かるが、向かう先が見えなくて、力が入らないといいます。
えー。時間を持て余してるの?
私なんか徹夜よー。
オンライン授業の準備も大変だし、手伝ってー。笑
というと、
「そういうの、勉強したかったから、一緒に考えましょう。私も勉強することができて嬉しいです。」とのこと。
学生の目線から、
どうすれば飽きない授業になるか考えてくれるというのです。
なんて心強いの!
早速私が作ったサンプルを送ったところ、
「(こんなにつまらないなんて)逆に新鮮!」とか言われてしまいました。
正直で好きよ。笑
「受ける学生が可哀想だから、どうしたらおもしろくなるか、考えときますね。」と、
さらにグサリとくることを言われました。
よ、よ、よろしくお願いします。
そんな訳で、もうすぐ始まるオンライン授業。
学習効果も高く、学生たちのやる気が引き出せる
素敵なコンテンツが作れたらいいなあ。
いろんな方の授業を見ながら、参考にさせていただこうと思います。
勉強することばかりだけど、きっと成長するチャンス!!
がんばろう。
写真は、本文に関係ありませんが、
2018年夏に行った北海道の知床で撮りました。
旅行に行けないので、写真を見て旅行気分を味わっています。