日本語教師のわたし。
今日は、とあるクラスでカタカナ語をしました。
私が読み上げるカタカナ語をディクテーションしたり、
選択肢の中から、似た意味の漢字語を選んだり、
(例:プラン←→計画)
カタカナ語を使って作文したりと、カタカナ語に親しむ時間でした。
そして、本日の課題として、
「身の回りにあるカタカナ語で、自分が面白いと思うものを5つ紹介してください。そして面白いと思う理由も説明してください。」
と出しました。
特に締め切りは設けていないのですが、
学生たちは思い思いのペースで、次の週の授業までにメールで送ってきます。
割と課題を早めに出してくれるドイツのDさん。
授業が終わってすぐ、送ってくれました。
1つ目は「アルバイト」。
面白い理由は、「これはドイツ語からきた言葉です。日本語ではパートタイムをする仕事という意味ですが、ドイツ語では普通の仕事という意味で使うからです。」
うんうん、そうだよね。やっぱりドイツ人にとっては、アルバイトは引っかかるよねー。
他にも、いろいろと彼の視点で書かれていましたが、
私にとって面白かったのが
「ピンポン」。
ん?
卓球のことかな?と思って読み進めると
「時々正解したという意味で使いますが、語源は知りません。」と書いてあります。
ああああ!
クイズ番組などで、正解したときに鳴る音のことだ!
私も授業中、学生が正解したとき「ピンポン!」と言うことがあります。
たぶんDさんの前でも使ったことあるはず。
そっか、分からなかったのね。
それはそれは不思議だったことでしょう。
課題に返信するときに、
ついでにYouTubeでピンポン!と鳴っている動画も紹介し、これから来たんですよ、と説明したところ、
「ああ、擬音語だったんですね!」とすぐ返事がきました。
私たちからしたら当たり前のことでも、学生にとっては新しい発見となることも少なくないようです。
学生の目線で眺めると、いろいろ楽しいです。
今日も、楽しい時間をありがとう❤️
懐かしのドイツの風景