日本語教師のワタシ。
先日、東ヨーロッパからの学生が2名いると書きました。
とてもまじめな男子で、「妖怪」や「武士」に関心があるんだとか。
書いてくる日本語はとてもきれいで、どうやって勉強したらこうなるんだろう、と思ってしまいます。
これからの一年が楽しみです。
さて、先日学校で歓迎会があり、100人を越える学生たちが参加したのですが、この2人のうちの1人Gさんが傘を盗まれてしまったとのこと。
よく見るビニール傘なので、間違って持って行かれたのでしょう。
買ったばかりの傘が失くなるなんてショック。。
Gさんは、新しい傘をまた買ったのですが、次は間違われないように、持ち手のところに「さわらないで」と書いた付箋を貼り付け、テープで覆いました。
「さわるな」だとちょっと厳しいでしょう?と、
こころ優しいGさんは話していました。
すると、もうひとりのBさんが
「こんなもの、ありますよ」と傘の盗難防止のためのタグのようなものの画像を見せてくれました。
持ち手のところに付けておくのかな?
そのタグには呪いのような言葉が書いてあります!!
こんなことが書かれていたら、間違う人もいないし、持っていこうとしても怖くて持って行けないだろう、というのです。
私も初めて見たのに、Bさんよく知ってるなあ。笑
その日の夜のこと。グループLINEにBさんからお願いのメッセージが来ました。
「僕も傘を買いました。盗まれないように、呪いの言葉を書きたいんですが、字がきれいじゃないので、先生が書いてくれませんか?」
とのこと!
呪いの言葉・・・・・。
私もあんな細い持ち手に書ける自信がないので、来日の記念に彼が見せてくれた画像のタグを買ってプレゼントしようかな?と思いましたが、
よくよく聞くと、その商品のように持ち手のところに付けるのではなく、なんとなんと傘を開いたときに見えるように大きく書いて欲しいというのです!
えー!目立ち過ぎるよ、、、。
そりゃ、誰もそんな傘欲しくないけどさ。笑笑
もう、さすがです。
おもしろすぎるんですけどー。
私の夢は、歴代の教え子たちのエピソードを本にすることです。笑