人生初のモンゴル旅行、ウランバートル市内を抜けて、郊外への日帰り旅行の記録の前半です。
景色も美しかったですが、モンゴル人のすごさを再認識した日でもありました。
前日見た天気予報によると、この日も雨と出ていましたが、朝起きると晴天でした。
Zさんから、青空の写真とともに「晴れましたよ!」とのメッセージが。
ああ、本当に良かったです。
仕事で休みがとりづらいCちゃんは、この日の夜中に一足先に日本に帰ることになっていたので、この日が最後のチャンスでした。
よかったよかった。
わたしたちは、初日に空港まで迎えに来てくださった内モンゴル出身のGさんに依頼して、朝9時ごろ出発しました。
ところで、Gさんは、内モンゴルではとても有名なラリーのチャンピオンだそう。
ギネスブックにも載っている方だそうです。
内モンゴルで草原を持っているそうですが、若いうちに一度はモンゴルに住んでみたいと思い、数年前にモンゴルにやってきたそうです。
モンゴルでは観光関係のお仕事をしたり、ウランバートル市内で貸し部屋等をしているということでした。
私の知る限り、中国内モンゴル自治区のモンゴル人はモンゴルに憧れがあるようです。
中国内モンゴル自治区には、実は漢民族のほうが多いので、周りがすべてモンゴル人ということがなかなかないそうです。
内モンゴル出身のQちゃんも、今回何度も「全部モンゴル人ってなんだか不思議」「町を歩いてもモンゴル語だけ聞こえるのって不思議」と感激していました。
話が逸れてきました。この話はまた改めて書きたいと思います。
さて、車の中からの風景はこんな感じでした。

こんな広々としたところで育つ動物は幸せだろうな…。
しばらく走ると巨大なチンギスハーンの像が出てきました!

ここは、像の上に上ることもできました。

これは、Gさんのドローンで撮っていただいた写真です!
モザイクがかかっているのは、人です。
Gさんは、中国で放牧をしており、家畜の数を数えたりするためにドローンが必要なのだそう。
家畜の数を数えるために購入したドローンを持ってきて、わたしたちの撮影に使ってくれました。
彼の車も、とても大きくて立派なトヨタ車でしたが、車にしてもドローンにしても、金持ちの道楽などではなく、
生活に本当に必要なのだということが分かりました。
モンゴル人って、過酷な環境でいろんなことをしなければならないため、本当にいろんなことができてすごいと思います。
以前内モンゴルの知り合いが「今日は家を建ててきた」というので、写真を送ってもらうと、ゲルではなく、本当の家だったことがあります。
また、羊が病気になっても自分達で治すため、羊に注射を打ったりすることから、
「羊に注射したことあるから、人間にもできる」とのこと。
そのほか、日本から来たとあるおじいさんが、歯が痛くなりどうしようもなくなったとき、モンゴルの方が抜いてあげたりもしたそうです。
その場で自分達で何とかしなければならないことも多いことから、サバイバル力がすごいと思いました。
人間としての生きる力が備わっていると感じました。

チンギスハーンの像を見たあと、また少し走って、Cちゃんがずっと乗りたがっていたラクダが乗れるところに行きました。

私とCちゃん、Qちゃんはラクダに、ZさんとGさんは馬に乗りました。
ラクダは、人に引っ張ってもらって歩くのですが、男性陣は自分で自由に馬に乗っていました。

絵になる!かっこよすぎる!!
ちなみに、ここでの料金は15000トゥグルグ(600円)ぐらいだったように記憶しています。
Cちゃんによると、それは破格の値段なのだそうです。
日本だと1万円ぐらいするんだとか。
ちょっと信じられないんですが、本当でしょうか??!
そして、何より、この自然いっぱいの中で乗れるのが贅沢だとおもいました。
ちょっと長くなったので、ここで一旦終わります。
つづく