旅の想い出【スイス・アルプス】
みなさまちょっとご無沙汰です。
いかがお過ごしですか。
私は、ここ1週間ぐらい、同僚の先生に「犬を預かって欲しい」と頼まれ、
3匹ものワンちゃんのお世話をしております。
日本の実家にもバカ犬が1匹いるので、
3匹とはいえ、ウチのバカ犬ほどではないだろうと高をくくっていたら大間違い。
いやぁ、かわいいワンコでも3匹集まるとなかなかのパワーを発揮してくれるものです。
さて、なんだかヨーロッパ旅行もずいぶん昔の話という感じになってしまいましたが、
忘れてしまわないうちに更新したいと思います。
今日は、【スイス・アルプス】です。
パリを出て、ミュンヘンにいる10年来の友人Rの家に無事到着しました。
実は、10年ぶりなので、彼の顔を見ても分からないんじゃないかと心配していました。
相手にとっては、数少ない東洋人なので、見れば分かるでしょうが、
ドイツ人にまぎれたRを探す自信はなかったのです。
でも、一目みてすぐに分かりました。
10年前と変わらず、とてもやさしい目をしていました。
10年ぶりの再会を喜んだ次の日、
(その日の晩にはイタリア・ローマに発つ予定)
ローマ行きの列車が出るまでの間、
時間があるからアルプスでも見に行こうと誘ってくれました。
Rお気に入りのドライブコースがあるんだそうで、
日帰りでも楽しめるからとのこと。
我々が訪れた街は、あまりにも小さくて覚えていないんですが
スイスの中でもロマンシュ語を話す地域でした。
Rが、ラジオをつけて「これがロマンシュ語だよ」と教えてくれましたが、
私には
「フランス語でもイタリア語でもドイツ語でもなさそうだ」
ということしか分かりませんでした。
あとで調べてみたら、
この言語を話す人たちはスイス人口の1%にも満たないんだとか。
2010年ごろには絶滅の可能性もあるとのこと!!!
次に行った時まで、残っていてくれよ、ロマンシュ語!!!
さて、写真は、Rの車の中から撮ったものです。
Rの持ってきた地図によると「お勧めのドライブコース」とあるものの、
観光地と言うわけでもないためか、ほとんど人はいませんでした。
たまに見かけるのが40代または50代ぐらいのオジサマのツーリング集団。
Rいわく、ヨーロッパではツーリングは中年男性のすることなんだそうです。
若い人たちは、ツーリングを「時代遅れ」だと思っているんだそうです。
へーーーーー。
知らなかった。
日本では、この年代の男性でそんなことやってる人っていなさそう・・・。
私が知らないだけかしら?
こういうのって、若いときだからこそできるものだと思っていたけれど・・・・。
ところ変われば・・・・って感じですね。
アルプスの景色もとっても美しかったですが、
ツーリングのおじさまたちも同じくらい印象に残っている、
スイス・アルプス日帰り旅行でした。