マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

ボカチュンという韓国語

今日、韓国人の女子学生が4人ほど、
私のところにやってきました。 
 
韓国にいるときは、学生が遊びに来るのは
当たり前の風景でしたが、
日本に戻ってからはあまりなくなりました。
結構珍しいことです。
 
なんとなく、そこが韓国であるかのような錯覚に陥り、
とても楽しいひと時を過ごしました。
ところで、彼女たちは、
私が韓国で働いていたことを知っています。
そのため、私が「何か韓国語教えて~」というと、 
「先生は4年もいたから、何でも知ってるはず!」と、
悩み始めました。
いやいや、何でもいいのよ、といくら言っても、
みんなで、あーでもない、こーでもない、とあれこれ考えてくれています。
 
「韓国に4年住んでいたとはいっても、
私は仕事をしに行ってたんだし、
あんまり韓国語の勉強もできなかったんですよ!」と
一生懸命訴えてみたものの、
普通の韓国語では面白くないと思ったみんな。
 
最終的に教えてくれたものの1つが、
「ボカチュン(버카충)」でした。
 親切な学生たちは、例文も出してくれました。
 
どうやって使うかというと
  
例: 「あ~、私今日ボカチュンしなくちゃー」。
 
何のことかお分かりでしょうか。
(さすがに、これだけでは分かりませんかね。笑)
 
このボカチュン、実は略語なのだそうです。
日本語でも【デジタルカメラ】を【デジカメ】などと略しますね。
韓国でも同じなんです。
いや、もしかしたら、日本語以上かも知れません!
 
話は戻って、【ボカチュン】が何の略かと思ったら、
 
【ボ】は、ボス(=バス)のボ。
韓国語では、バスのことをボスと発音します。
 
【カ】は、カドゥ(=カード)のカ。
つまり、ボスカドゥで「バスカード」となるわけです。
 
【チュン】は、チュンジョン(=充電)の充。
日本語ではチャージとでも言うでしょうか?
韓国語では充電といいます。 
 
日本語でいうと「バスカードのチャージ」を、
「ボスカドゥ チュンジョン」といい、
略して「ボカチュン」と言うということでした。
 
習ったからには早速使いたいけれど・・・・。
実は、ここでの生活で、
バスに乗ることはほとんどないんですよね・・・。
月に一度もないんですー。
 
私、自転車通勤だし。
ああ、言葉というものは、
ふさわしい文脈で使えてはじめて習得できたと言えるのに。
 
「あ、私今日ボカチュンしなくちゃ。」
「ボカチュンしに行く?」
「そろそろボカチュンする頃かしら?」
 
使ってみたいよ~。「ボカチュン」。
ボカチュンしに、ソウルに遊びに行こうかな?笑