韓国を去って1年半。
日に日に韓国語が話せなくなってきているのを実感する今日この頃。涙
私の学生が言っていました。
「言語の習得は、自転車に乗れるようになるのと同じだ」と。
一度乗れるようになれば、
そのあと何年経とうとも、もう一度乗ろうと思ったときに乗れるのだと。
言語も同じで、どんなに昔に習ったものでも、
一度習得すれば長い間はなさなくてもできるものなのだ、と。
たった1年半韓国を離れたくらいで、
目に見えて韓国語ができなくなっていっている私は、
韓国語を習得していなかった、ということになるのだと思います。
うう。私の韓国での4年間・・・・。
さて、そんな状況に危機感を持ち、
頑張ろうと心に決めた私は、韓国映画のDVDを買うことにしました。
映画を何回も何回も、ストーリーも覚えるほど、セリフも覚えるほど観れば、
韓国語の表現力がアップするに違いないと思ったのです。
それで買ったのが、とある映画。選んだポイントは、以下の通り。
1.韓国語の字幕があること(音声だけでは、何と言っているか分からないことがあり、辞書が引けないため)
2.ドラマではなく、映画であること(ドラマだと長すぎて覚えられないため)
3.コメディ作品(単に悲しい話や怖い話が苦手なため)
何よりも1.を重視しました。
どんなに面白そうな映画があっても、韓国語の字幕がないものはパス。
そうして、厳しい審査に勝ち残ったものの中から選ばれた作品。
(ほとんどの作品が、日本語字幕のみ)
待ちに待った韓国映画のDVDが届きました。
よーし、まずは日本語の吹き替えで観てみるかな?
いやいや、韓国語音声、日本語字幕がいいかしら?
まあ、いい、どうせこの先何十回も観るんだから・・・・。
と、見始めて数分後。
グーーー。
・・・あれ?私、寝てた?
何度かトライしましたが、
あるときは途中で携帯にメールが来たのをいいことに、中断。
またあるときは、ネットサーフィンを始めてしまい、中断。
はたまたあるときは・・・・・と、
なぜか最後まで見終えることができません。
結局、むりやり結末を知るために最後の方を見る私。
もちろん日本語の字幕で。
全然韓国語の勉強にならないじゃんか~。
ああーー、失敗です。
字幕云々、作品の長さ云々の前に、
「私が観たいと思えるかどうか」ということを考えるべきでした。
どんなに完璧な条件がそろっていても、
私が観たいと思わない限り、私の頭の中には入ってこないのです。
やっぱり、何をするにも動機って大きいのだわ。
次は、どんなに長いシリーズものでも、
自分の好きな作品を買うことにしようと心に誓ったのでした。
韓国語がんばるぞ!!