2012年8月12日(日)の午前5時。
ドイツ人留学生Mちゃんと私は、
某国際空港に向かうべく、目を覚ましました。
旅の行き帰りと、前半をご一緒したMちゃんとは、
1周り以上も年下のお人形さんのようなキレイな女子。
私が内モンゴルに行くと決めたたことを
モモとスモモ(内モンゴルにいる教え子)から聞きつけて、
「私も行きたい!」と言ってきたのです。
実はMちゃんも、私の教え子。
(つまり、モモとスモモにとっては友達)
一緒に旅行するぐらいだから、
よっぽど親しい学生と思われるかもしれませんが、
実はそんなこともなく、ふつーの学生の1人でした。
「私と一緒でいいの?」と確認したんですが、
「楽しそう。それに、もうその時は先生と学生じゃないから」と彼女。
そうなんです。
学期が終わって、あとは帰国だけということになっているので、
まあ、それならそれでいいか、
ということで、ご一緒することにしました。
日本の某国際空港に朝7時につき、
9時の飛行機に乗るべく手続きをする間も、
若いMちゃんはハイテンション。
見た目が思い切り西洋人なので、
日本語をしゃべるだけでもかなり目立つんですが、
はしゃいでいるものだから、
これでもかというほど目立つ!!!(笑)
二人で、あーだこーだ言いながら、
凸凹コンビの旅は幕を開けました。
さて、その日の旅程は以下の通り。
日本某空港⇒青島⇒北京⇒フルンボイル(内モンゴルの空港)
なんとなんと、1日で3回も飛行機に乗りました。
とはいえ、
北京までのチケットは日本で準備していたので問題なし。
しかも、日ごろの行いの良いラッキーガールズは
同じ飛行機に、同じ職場の中国人の先生を発見!
とってもお優しいW先生がいてくださったおかげで、
北京まではまーったく問題なしっ!
しかしさて、そこからが問題でした。
北京の空港からは国内線で、内モンゴルまで行かなければなりません。
北京の空港はターミナルが3つあるんですけど、
そんなこと調べてもいなかった私たちはいきなり撃沈。(笑)
それでも2人で力を合わせて、
あーでもないこーでもないと、迷うこと小一時間、
なんとか、ターミナル間を無料で走るシャトルバスを発見し、
正しいターミナルにつきました!
↑北京首都国際空港第3ターミナル。ここから最終目的地へ。
北京の空港で換金した我々ですが、
Mちゃんは中国人の銀行員に対してなぜかまさかの日本語。笑
あちらの銀行員が「?」という顔をしているので、
私が、「英語でいいんだよ(いや、むしろ英語がいい)」というんですが
興奮しているのかなんなのか、
Mちゃんは口から日本語しか出てこない様子。
「ありがとうございました~」と、
最後まで日本語で通すMちゃん。
銀行員もクスクスと笑ってます。
「なんで日本語?銀行の人びっくりしてたよねえ~」
と私が笑いながら言うと、
"I know I know!! But, you know, ......"と、
そこから急に私に対して英語になるMちゃん。
ずれてます~。(笑)
ま、こんな感じで、
2時間の遅延もなんのその、
Mちゃんと私は無事に内モンゴルの空港に着いたのでした~。
フルンボイル空港に着くと、
半年前に涙のお別れをしたモモくんとスモモくんが
待ってくれていました。
Zさんという正真正銘の遊牧民の子と、
Bさんという、都会っ子くんです。
Mちゃんと私が荷物をひきずりながら出ていくと、
↓↓↓のような青いマフラーのような布を両手にかけ、
両手でモンゴルらしい器に入ったミルクを持って出迎えてくれた二人。
MちゃんはBさんから、私はZさんから、ミルクを受け取って飲みました。
飲み干すと、2人は何やらモンゴル語で歓迎の言葉をかけてくれ、
我々の腕(首だったっけ?すでに記憶があいまい。)に
写真の青い布をかけてくれました。
これがモンゴルの、お客様を迎えるときの挨拶なのだそうです!
半年ぶりの再会と、
モンゴル式の歓迎で有頂天になったMちゃんと私は、
およそ20時間にも及ぶ移動の疲れも忘れて、
ホテルでもおしゃべりに花を咲かせるのでし
明日(8月13日)は、「満洲里(マンジョウリ)」という、
ロシアとの国境沿いの町に日帰り旅行です~♪♪