2012夏内モンゴルの旅【10日目】 :モンゴル国境の町、満都拉
8月21日火曜日。晴れ
スモモ君の故郷で一夜が明けました。
この日、お兄さんのお嫁さんのお兄さんが運転する車で、
満都拉(mandoula)というその町は、
スモモくんのおうちから車で2時間ぐらいだったかな。
ロシアとの国境でしたが、こちらはモンゴル国との国境。
おなじ国境でも、ずいぶん様子が違います。
写真は、内モンゴルで生活必需品などをたくさん買って、
モンゴルへと帰って行く車。
車の中は、物でいっぱいいっぱいです。
いえ、なかには車の上にソファなどを積んでいる車も。
見えますか?後ろから3台目。
それから一番後ろの車は、車の後ろになにかを括り付けてますね!
それにしても、モンゴルの車はロシア製が多いとかで、なんだかとってもレトロな感じでした。
写真の奥の方・・・・この黄色い建物は、もうモンゴルです。
モンゴルから内モンゴルへ来る人たちは、
日用品を買っていくんですけど、
中国人もモンゴルへ買い物に行きます。
それは何かといいますと・・・・
実はこれ、モンゴルから買ってきた「資源」です。
ご存知、モンゴルは金やら銅やら石灰やらが豊富です。
ご存知、モンゴルは金やら銅やら石灰やらが豊富です。
それで、モンゴルから大量に仕入れてくるわけです。
この辺りには、もう緑の草原はあまり見られません。

国境沿いの町。
なんだか西部劇に出てきそうな町ではないですか?
(勝手な私のイメージ)
これらはほとんどがお店なんですが、
売られているものは、日用品や食べものなど。
韓国のお菓子や東ヨーロッパのチョコレート、
日本語が書かれたお菓子もありました。
いわゆるお土産屋さんみたいなところもあるんですが、
どこもすごく高い!定価で買う人はいるのかな。
青い看板に3つの文字が書かれていますね
漢字、キリル文字、そして伝統的なモンゴルの文字
手前の車は、モンゴル国からの車。
デザインを見れば分かるそうです。ロシア製ですって。

ここは、レストランの入り口かな?
住宅もありました。煉瓦造りなんですね~。
この町で、スモモくんの高校時代の友達に会いました。
番外編で書いた、笑ってくれない軍人の男の子が住んでいる町です。
彼もこんな家に住んでいました。
今回の旅では、いろんなお家を見せていただくことができました。
この町では、もうひとり、
スモモくんの高校時代の友達に会ったのですが、
なんとなんと、その彼、
現在広島の日本語学校に通っているんだとか!!
なんだか、映画の中に迷い込んだような
不思議な気持ちがした満都拉でした。
帰り道、延々と道を走っていると、ラクダの群れに遭遇!

大自然の中で、ふたこぶさんたちが幸せそうにしています。いいなあ~
ちなみに、こんな道をずーっと行きます。
うとうとっと寝て、目が覚めても、同じ。笑

しかし、ほとんど車も通らないので、
事故に遭ったり、ガソリンが切れたりしたらどうするんだろうって思います。
ま、携帯があるからいいのかなあ?
でも・・・・。なんか、不安になる広さです。
これは、スモモくんのお兄さん夫婦のマンションの前にある馬頭琴。
帰ってきたら夕方近く。
スモモママが、こんなものを作ってくれました。
いよいよ明日はスモモくんの実家を離れて、
呼和浩特(フフホト)に戻ります。
内モンゴルの旅2012も、残り2日となりました。