マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

東京での素敵な出会い

今日はお仕事で東京に来ています。

初めて泊まるホテルは、いつも迷うのですが、今日もまた、迷ってしまいました・・・。

ホームページでは、〇〇駅南口を出て、まっすぐ行けば2分で見えてくると書いてあるのに・・・。


携帯電話のナビを駆使して、近くまで来ても、なぜかほかのところで「目的地に着きました」という。

どういうこと?えーん。


と、途方に暮れていると、3,4メートル先を歩く若いスーツのお兄さん。

できれば女性に道を聞きたかったけど、その2,3メートル先の女性は電話中。

ということで、そのお兄さんに声をかけてみました。


「すみません。〇〇ホテルってご存知ですか」

すると、「僕も実は今日ここ初めて来たんで」とお兄さん。


そうだよねー。

「そうですか。どうもすみません。ありがとうございました。」とまたホテル探しの旅に出ようとしたとき、

「なんていうホテルですか。一緒に探しましょうか?」とお兄さん。きゃー、ほんとー?



そして、舞い上がった私はホテル名に「別館」がついているのを伝え忘れたのも忘れ、

知らない道をそのお兄さんと歩くことに。


てくてくてくてく


結構遠いな。駅から2分って書いていたのに。


でもお兄さんは携帯のナビで見ているから、ただしそう・・・。


歩いていると、お兄さんが「どこから来たんですか」と聞いてきました。

それで、今働いている町をいったところ、ふーん、という感じだったので、

あ、でも実家は福岡です、と付け足してみました。


すると、ヒット!!!

お兄さん、なんと、今日福岡から東京に出てきたというではありませんか。

実家が福岡ですか?というと、実家は広島とのこと。おおおおお!!

広島なら私も7年もすんだじゃないか。すごいなあ。



ホテルまでの道のり、いろいろお話ししていると、

そのお兄さんは、4月1日からお仕事を始める新入社員で、福岡では、大学と大学院まで出たこと、

その大学というのがうちの実家からとても近いこと、

広島は〇〇区というところで、私もそこには行ったことがあること・・・


などなど、いろいろわかりました。



やっとみつかったホテルはやっぱり違っていて、別館は駅を挟んで反対方向とのこと。

これがまた、簡単ではなさそう。



すると、お兄さん、一緒に行きましょうと言ってくれます。

えーん。なんてやさしいの。。。


私は何しに来たのかと聞かれたので、仕事の打ち合わせで来たと答えました。

スーツもきてないし、怪しく見えただろうな?

職業が何かと聞かれたら答えるつもりでしたが、聞かれなかったので、答えず、


出張がおおくて、あちこち行く仕事なんだけど、行くたびに迷っているとだけ伝えました。


そうこうしていると目的地のホテルにつきました。


何分間一緒に歩いていただいたかはわからないのですが、広島や福岡という共通点、

とても優しくしていただいたことなどから、お礼に食事でもとおもったのですが、


8時半を過ぎていたこともあり、もう済んだ後だったとのこと。


ということで、ホテルの前でお礼を言い、どうかお仕事頑張ってくださいね、

また、いつか、どこかでといって別れました。



これからはおそらくずっと東京で働くことになるだろうといっていたお兄さん。



どうか、東京でのお仕事がうまくいきますように!


名前も何もしらないお兄さん、本当にありがとうございました。