マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

2015年夏・ドイツ旅行【飛行機の中での出来事】

先日帰ってきたばかりのドイツ旅行。

 
 
基本的に一人旅だったこともあり、道中でいろんな素敵な出会いがありました。
 
 
その中で、本日はひとつ、和んだお話を・・・・。
 
 
日本から中東某国へ向かう飛行機の、私の隣は日本人男性。
 
 
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サウジアラビアなどで月に1度ぐらいお仕事をされているサラリーマンでした。
 
旅慣れている風で、おそらく世界のいろんな国にいらしたことがある感じ。
 
 
私がドイツのハイデルベルクに行くというと、
 
こんなところがありますね、あんなところがきれいですねとおっしゃっていました。
 
 
距離感も素晴らしく、なれなれしすぎなく、それでいて、フレンドリーな、よい方だったと思います。
 
私の前は、大学生ぐらいの女の子2人。友達同士のようで、仲良く話しています。
 
イギリスに行くとか聞こえてきたかな?
 
 
それから・・・・後ろは老夫婦・・・と呼ぶにはまだ若い、おそらく50代・・・あるいは60代ぐらいのご夫婦。
 
ご主人の声はあまり聞こえてきませんでしたが、奥様の声は時々聞こえてくる感じ。
 
 
 
まあ、そんな風に、日本人に囲まれて座っていた私ですが、
 
夜寝ている間に、前のポケットにひっかけておいたメガネが、どこかに落ちてしまった様子。
 
 
朝起きるとありません。あちゃー。
 
 
メガネってなくすと厄介なんですよね。なぜなら、目が見えないから、探せない!
 
 
となりのおじさんが心配してくださいます。
 
そして、さらに、これまでの豊富な経験からアドバイス
 
 
「いったん飛行機を降りてしまったら、戻らせてもらえないから、降りる前に探してくださいね。」
 
ふむふむ、なるほど。
 
 
鞄の中にもしかしたらあるかもなんて思わずに、徹底的に調べてから降りよということですね。
 
 
私ががさごそしているので、私の前の席の大学生も気づいてくれました。
 
 
マ: 「すみません、そちらにメガネ落ちてないですか・・・・」
女子: 「ありませんねえ」
マ: 「そうですか、ありがとうございます。涙」
 
 
 
えーん、座席の前のポケットにかけておいたメガネを落とし、
 
自分の足で蹴っ飛ばして前にやってしまった・・・・と思ったのですが、違う様子。
 
 
おそらくありえないと思いつつも、後ろの方にも聞く必要があるかなと思っていると、
 
うしろのおばさまの方から声をかけてきてくださいました。
 
女性: 「何を落としたの?」
マ: 「メガネです。そちら、落ちてないでしょうか?」
女性: 「うーん、ないねえ。メガネないと困るでしょう。」
マ: 「そうですね。うーん。。。」
女性: 「可哀想にねえ」
サラリーマン: 「メガネがないと探すのも大変だしね。」
マ: 「そうですね。なんでかな~」 がさごそ。
女性: 「ないの?見つからないの?」
マ: 「はい・・・・」
 
 
すると、うしろからおばさま
 
女性: 「私の老眼鏡、あげようか?私は日本に帰ってまた買えばいいからね!
 
 
え?見ず知らずの人のメガネをいただく?しかも老眼鏡?!!
 
 
 
するとすかさず、サラリーマンさん
 
サラリーマン: 「いや、メガネの種類が!」
 
 
と突っ込んでくれました。
 
 
さすがに、メガネなら何でもいいってわけじゃないですからね・・・・。(笑)
 
 
 
おもしろすぎる!
 
自分のメガネがなくて困っているのに、
 
なんだかお笑いを見ているような気持になりました。ははははは。
 
おばさま、「そうよねえ」と言いながらも
 
「可哀想にねえ、私は帰ってから買えばいいけどねえ・・・なかったらねえ・・・・」と心配してくださってます。
 
うん、私も、帰ってから買えばいいんですけどね?ドイツで買ってもいいしね?笑
 
 
まあ、幸い、メガネは私の座席の下で無事見つかり、ドイツ旅行を楽しんでまいりましたけれども、
 
とても和んだひと時でした。
 
 
飛行機って、ちょっとしたドラマがありますね。
 
 
素敵な出会いだったなと思います!
 
 
お世話になった皆さん、ありがとうございました。
 

 

 

 

 

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