8月中旬に知り合って以来、
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、
時差ニモ、言葉ノ壁ニモ負ケズ
毎日のように連絡を取り合っている内モンゴルの馬頭琴の先生、B先生。
まだまだ言葉は通じず、冗談もツボが理解できませんが、
だんだん心が通じるようになってきました!
(ほんまかいな?!)
ここにきて初めて、深い話をしてくれるようになりました。
彼、大学の先生なんですが、
なんといきなり、半年間休職しちゃったらしい!!
そういうことできるのが羨ましい!
うちの会社もかなり融通きくほうだけど、
さすがに半年は無理だなあ。
休職の理由は、ご自身の勉強のため。
音楽療法を勉強するために、
内モンゴルよりもさらに内陸の、青海省へ旅立つことになりました。
青海でしばらく学んだあと、さらにチベットへ移動し、そこでまた音楽療法をまなぶのだそうです。
「いまの世の中、着るものも、食べるものも、なんでも、本来あるべきものとは違う気がする。
いろんな偽物が増えてきて、
心の病、自殺などの問題も増え続けている。
それで、この道に進みたいと思ったんだ」
みたいなことをおっしゃっていたかな。
休職して学びに行きたいという話は聞いていたので、
無事に願いが叶ってさぞかしお喜びのことだろうと思いきや、
住み慣れた土地を離れ、冬は寒さの厳しい地での勉強を思うと、
すこし不安のご様子。
あちらの辛めの食べ物も、お口には合わないらしく、アパートを借りて自炊するんだそう。
私と五つしか変わらないのに、自分を磨くためにあえて挑戦される姿に感銘を受けました。
私もぐずぐず言ってないで、
自分の夢をしっかり見つめて、頑張っていかないといけないなあ!
先生の馬頭琴の音が、
一人でも多くの悩める人を癒してあげられるように、
先生、頑張って!