知らない世界はオモシロイ
内モンゴルのB先生が、日本の曲を馬頭琴で弾いてみたいというので、
幼稚園の頃からの友達Mさんに相談してみました。
彼女はフリーランスのミュージシャンで、2歳の時からバイオリンを習っていました。
ちびっこのころの写真をみると、おもちゃみたいなちっこいバイオリンをもった彼女がいます。可愛すぎる!
馬頭琴とバイオリンはまあまあ似てるので、バイオリンの楽譜があれば、馬頭琴が弾けるとB先生がいうので、
私がネットで調べたバイオリンの楽譜をMさんに見せ、「知り合いが、馬頭琴弾きたいからって言うんだけど、これどう思う?」と聞いてみました。
すると、「その本のは弾いたことないけど、こっちの本は良かったよ」と、似たような本を勧めてくれました。
同じような曲が収録されてるんだけど、何が違うのかなあと思いきや、「アレンジで印象が変わるんだよ」とのこと。
ほほう!
聞いて良かったあ!!さすがねえ。
ということで、無事に本が決まりました。
これは、B先生へのお誕生日プレゼントにするんだ!
まだまだ四ヶ月も先だけど(笑)
船便で送れば、二ヶ月ぐらい稼げるかな?あはは。
ところで、馬頭琴といえば、
Mさんの友達の友達(内モンゴル出身の女性)が馬頭琴をしているんだとか!
ユニットを組んで演奏なさってるんだそうです。
Mさんから、そのユニットのHPまで教えてもらいました。
すごいなあ、さすが。
次々に情報がでてくるMさん。
私が逆に日本語のことで質問されたら、
こんなにすらすら答えられるかしら???
さっそくそのHPを拝見すると、
馬頭琴の紹介やら、その方のプロフィールやら、いろいろ出てきます。
音楽家ってみんなそうなのかなぁ?
誰に習ったかを書くみたい。
だれだれに師事、とか書いてあります。
我々の業界では、書かないよなあ。
その師匠とやら、私にはもちろん分からない名前でしたが、
もし有名な方なら、B先生もご存知ではないかと思いました。
最近、B先生と私の会話といえば、
社長と秘書並みのビジネスライクな話題しかないし、
ひどいときなんて、
「ご飯食べましたか?私は疲れました!」
「また明日!」
で一瞬にしてチャットが終了するので、
ここいらで、ちょっと盛り上がれるかしら?と、
この「師匠」さんの話をふってみました。
すると、ビンゴ!!!わあい。
ピンポンパンポンピンポンパンポン!
なんとなんと、知ってるどころか、
家にも遊びに行ったことがある仲らしい。
プロフィールにはない情報まで
私に教えてくれました。ははは。
どんだけ馬頭琴に詳しくなるんだ?私は。(笑)
まあ、そんなこんなで、
久しぶりに私たちの話も盛り上がりました。
お陰で、B先生の馬頭琴への愛情も再確認することができ、良かったです。
最後に、Mさんに、バイオリニストあるあるを教えてもらいました。
転ぶときは絶対指や手をつかない。
服を買うときは、腕を回してみる。(笑)
あと、お金の数えかたが面白かった!
ドイツ語がちょっと入ってました。
いろいろ話していたら、ついつい夢中になって、
気がついたら夜中3時半。
いやあ、本当、楽しかったわあ!
次はいつ話せるかな。Mさん、ありがとうね!
次は、貴女の知らない馬頭琴ネタを披露するわよ。