マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

学習のきっかけはさまざま

日本語教師の私は、日頃の訓練(笑)により、

世間一般の方よりは、

外国の方の話す日本語が理解できると信じています。


しかし、ときどき、


「むむむ。」と唸りたくなるような、

日本語をしゃべってくる人も。


文の構造や、使う単語などが、

私の想像の域をはるかに越えているためです。


プロの私が分からないんだから、

いわんや外国人をや、と思いきや、


国が違う人同士であっても、


「あ、分かる分かる!こういうことでしょ?」ということが結構あります。


そんなときは、負けたようで何だか悔しい!




さて、チャット友達の内モンゴルのB先生。


我々の使用言語は、中国語と日本語ですが、


B先生にとっても私にとっても、中国語は母語ではないため、


いざというとき、うまく表現できなくて困ります。

(私の場合、いざという時でなくても困る)



私の書く中国語はもちろんのこと、

B先生の中国語もけっこう悪いのか、 

ネットの翻訳にたよっても、???のことがあります。

まあ、ネットの翻訳もいろいろおかしいしね。


そんなときは、どうするかというと、

そのときの状況に応じて

1 漢字の意味から適当に推測する
2 日本語か、中国語で質問しなおす
3 中国人に聞く


を試します。

ま、だいたいの場合が1でおわるかな。


それで、話が通じなくなったりしないため、
「やっぱりこの解釈でいいんだ」と安心するわけですが、


ふとしたきっかけで、


それが、正しい中国語ではないことを知ることが多々あります。



それも、私が正しいつもりで中国人に使ってみて、


「何がいいたいの?」といわれて初めて気付くという。。。。



先生と私の間では、「この表現は、正にこのことよね!」

という、ドンピシャな表現なんだけど、

標準中国語には(おそらく)存在せず、


ネイティブからすると

「何がいいたいの?あんたたち」という中国語ができあがるわけです。



そんな、ナンチャッテ中国語が思った以上に多いことに最近気づき、


「こりゃ、せめて私だけでも頑張らねば!」と思い立ったのが、昨日。



今までは、通じさえすればいいと思っていた中国語ですが、


これを機に、正しい中国語というものを勉強してみようじゃないかと思った次第です。


将来、私が中国語ペラペラになり、


「あなたの中国語は、なんてうまいんだ。どうしてそんなに上手くなったんだ?」と聞かれる日がきたら、
(来るかい!)


「あまりにいい加減な中国語を話す友だちがいたもんでね。」と答えることにしよう。


そんな日が来たら、オモシロイな。