マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

B先生の大移動!

チベット仏教を学びに、ふるさと内モンゴルのシリンホトから甘粛省の夏河に旅立った、チャット友達のB先生。

昨晩、無事に夏河のホテルに着いたという連絡がありました。

ほっ。


シリンホトからフフホトまで、まずは空路で。
そしてフフホトで二泊して、チケットを買ったり、教え子や同僚と十分別れを惜しんだりしてから、今度は陸路(ruan3 wo4 と呼ばれる寝台車)で甘粛省の蘭州まで。

フフホトを午後3時半に発って、蘭州に着いたのが午前9時すぎ。 

列車の中に、17時間半!!!

飛行機なら、ヨーロッパ行けちゃうよ!


B先生は、電車に乗った時と、蘭州に着いて降りるときに連絡をくれました。

乗ったとき:「今出発しました。蘭州に着いたらまた連絡します。」

降りるとき:「蘭州に着きました。夏河に着いたらまた連絡します。」


律儀に連絡くれるのはありがたいけど、
もうちょっと、こう、何かないのかね?(笑)

楽しみだ、とか、別れが辛かった、とかさあ?

乗ったばかりの時は、それでも少し、やり取りできました。


マ:「人は多いですか?」
B先生:「是的」(はい。)

マ:「座って寝ますか?」
B先生:「ruan wo」(一等寝台車)

マ:「何時に蘭州に着きますか?」
B先生:「明天上午10左右到 」
(明日の午前10時頃着きます)


日本語だと、例えば、明日午前10時頃「だよ」とか、「だと思う」とか、「かな?」とかがあるからかも知れませんが、

中国語だと、かなりぶっきらぼうに思えます!

私のB先生に対する先入観かなあ。

無駄が無さすぎるよ、返事に!!(笑)


まあ、今に始まったことではない。

とにかく、無事に着いたことが分かればそれでよしとしましょう。

蘭州に無事に着いた先生は、何か(バス?)に乗り換え、夏河を目指します。

一体、彼はどのくらい移動したのだろうかと知りたくなり、最近ダウンロードした中国地図のアプリで見てみたら、

イメージ 2


こんな感じでした。

200公里というのは、200キロのこと。

ざっと、2000キロあります!


これは、徒歩で行った場合のルートを示す図なので、
実際には、フフホトから蘭州までの陸路(電車)はもうちょっと長くなりそう。


2000キロって、どのくらいかと言いますと、

イメージ 1



うわっ!
九州から北海道まであるじゃない!!

そんなに移動したの?!

そりゃ、疲れるわなぁ。


馬頭琴を持っての大移動、お疲れさまです!
(私の頭の中では、勝手に、モンゴルの民族衣装を着て馬頭琴を持って移動するB先生の図=唯一見たことがある先生の写真のイメージ、が出来上がっている)

お体に気をつけて、頑張ってくださいね。

次のご連絡をお待ちしておりますわよ。