先日の授業の後、いつものように学生たちの質問を受けていたら、
私の視界に入るか入らないかぐらいのところで、ベトナムのMちゃんがチラチラこっちを見ています。
何かあるのかな、と思い、質問を一時中断して「どうしましたか?」と聞くと、
「これ・・・・」と、かわいい封筒をピラピラさせながら、恥ずかしそうに笑っています。
ん?手紙???
学生が他にも数人並んでいたので、とりあえずその場ではお手紙を受け取るだけにして、質問に戻ったのですが、
後で見てみると、私に宛てた手紙でした。
とてもかわいらしい字で、私に感謝の気持ちを書いてくれていたのでした。
じーん。
もちろん、日頃、愛を持って学生たちに接してはいますが、
これが私の仕事でもあり、これで食べていっているわけで、
特別に感謝されるようなことをしているわけではありません。
それなのに、こうして感謝をしてもらい、心を込めてお手紙まで書いてもらえるなんて、
教師というのは本当にありがたい職業なのだなあと改めて感じました。
これからも、学生たちが笑顔で日本語が学べるよう、
精進していきたいと、改めて心に誓いました。