マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

冬至から春までの81日

ここのとこ、連日連夜、長電話をしている内モンゴルのチャット友達B先生とわたし。


あと一週間もすれば夜の長電話ができなくなるため、期間限定の国際電話ではありますが、昨日も楽しくお話ししました。


話の内容も、私が関心あるモンゴル人の生活みたいなものを話してくれるので、言葉ができないながらも、引き込まれてしまいます。

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(2012年8月におとずれた内モンゴルにて。一本道を延々走り続けます。)
 



まるで、子供が眠りにつく前に親に物語をねだるように、私も先生にモンゴルの話をねだってしまいます。


昨日は、内モンゴルがいま寒いというはなしから、冬至から春まで81日かかるという話をしてくれました。

モンゴルでは、冬至がきたら、9の倍数で数えていき、今が何番目の9かでどの程度寒いかを知る目安にするんだとか!

今は、何番目の9だから、川の水が凍り始めるとか、川にはいれないとか、そんな風に話すんだそうで、それを外国から研究しに来る人もいるほど正確なんだとか。

9回目の9日が終わったら、春が来るそうです。


こんな話が大好きな私。
へえー、と感心していると「面白いでしょう?」とちょっと得意気に話すB先生が、またかわいいです。



2015年を振り返ると、B先生にとっては、なかなか大変な年だったみたい。

私が知る限り、四人もの身近な方が倒れてしまいました。

日本の病院のようにはいかないらしく、そのたびに先生は料理を作って運んだり、徹夜で付き添ったり。本当に大変そうでした。


今も実は、お母さまが急に倒れて入院されているため、本来なら年明けくらいまでの予定だったチベットでのお勉強も3週間早めに切り上げて戻ってきたのでした。

毎日、朝から夜の11時ぐらいまで、病院のことや、親戚のことでバタバタしているB先生。

そんなバタバタしたなかで、一日の最後の時間を、わたしのために使ってくれているのです。


私も、忙しくて大変なのはわかっているから、長話はしないで早く寝ていただこうと、最初は気をつかっていました。

しかし、逆に疲れすぎて、また、気がかりで眠りにつくことができないというので、それならと眠くなるまでお話をすることにしたのでした。


私との会話が少しは気分転換になっていればいいなあ。


お母さまと、お姉さまのご主人(?)が同時に入院されていて、なかなか大変そうではありますが、

お母さまは来週ぐらいには退院できる見込みとのこと。

無事に退院されたら、自宅に戻ってくるため、夜の電話はできなくなりますが、

お母さまを待ちながら、それまでは楽しくお話しができたらいいなあと思っています。


先生、今日も頑張ってね!