ドイツに出発する前夜のこと。
(無事にドイツに着陸しました!)
先日私が送ったプレゼントが、ちょうど友だちのB先生(内モンゴル自治区在住)に届いたとの連絡がありました。
これ、実は1月末の誕生日に送ると言っていたもの。(笑)
すごく忙しくて送れず、どうしようと思っていたところに「誕生日は実は3月みたい」と言い出したので、これ幸いと送らずにいたら、私のドイツ出発が早まり、あわてて送ったのです。
しかも、ふたを開けてみたら、誕生日は年末だったらしい。
(一度なぜ3月と言ったかな?私の聞き間違いかな?)
しかも、モンゴルのカレンダーらしく、日本のとも中国のとも違うので、結局B先生がいつ生まれたのか分かりません!
モンゴル人は、ふだんは誕生日をあまり重視せず(最近の人は知りませんが)、1歳、13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳の時に盛大に祝うそう。
先生はこないだ37歳(日本だと36かな?)を祝ったらしいので、あと11年くらいはこんな感じなのかな。
ま、とにかく、そんな訳で、ただのプレゼントになりました。
中身は、ごっちゃごちゃ!
音楽グッズでは、馬頭琴の弦に塗る松脂とチューナー、そして自分用に買ったけど全然使わない大きなヘッドホン、IC レコーダー(先生の演奏を録音して送ってもらう魂胆)
手をよく使うので、ハンドクリームも。
乾燥してるかなと思ってリップクリームも。
あとは、お母さまにヒートテックの上下、発熱する靴下、肩に貼るカイロみたいなやつと、靴下に貼るカイロ、血液サラサラのサプリ。
カイロ類は、極寒だからいいかなと思ったんですが、あちらにもあるらしく、さらには、草原では、そんなもんじゃ全く役に立たないということを、買った後に、学生から聞きました(笑)
でももう私もドイツ行くし、箱にスペースがあるので詰め込みました。
それでもまだ隙間があるので、おかしとか、かわいいハンカチとか、スリランカのバームなんかを、なんかごちゃごちゃ、とにかく、箱をいっぱいにしました。
(ぷちぷちがなかったの~)
時間がないので、手紙もなく、説明もなく、物だけを無造作に詰め込んだ、人が見たらガラクタじゃないかというような箱。
しかも、送る時点でスリランカのバームがなかなか独特のニオイを出していたから、届いた時は相当だったはず。(笑)
私が何も説明していないので、先生は写真を撮って質問してきました。
B:「ヒアルロン酸てなに?」
マ:(説明できない!)「それはリップ。口につけるもの。」
B:「この××いつ使う?痛いとき?」
マ:「寒いときかな。薬じゃないから、別にいつでもいいですよ。」
B:(IC レコーダー)「これはどうやってスイッチ入れる?」
マ:「ちょっと、説明難しいから写真送ってください。」
B: (前と後ろから撮った写真を送ってくる)
マ:(スイッチが見当たらないので)「側面は?」
いやいやいやいや。(笑)
横向けて写真撮っても同じでしょっ!
まあ、説明書を入れなかった私が悪いんですがね。
前にもありました。
「日本製のラジオをお土産にもらったけど、分からないことがある。」というので、写真を送るように言うと、前と後ろしか送らない先生。
「側面を送って!」というと、写真を横に撮って送ってきました。。。
携帯横にしたら同じって思わなかったかな、キミ。
同じことするってことは、前回も気づいてなかったよね?
あと、楽器を扱う仕事だからよく使うかなと、送ったつもりで送ってなかった爪のやすりも、なかなか話が通じず、一苦労。
マ:「白くて小さいものは入ってなかったですか?」
B:「ないですよ。何をするもの?」
マ:「爪(単語を知らない可能性あり)が長くならないように使うもの(やすりも知らないだろうから)」
B:「分かりません。」
マ:(やっぱりね!)「写真送るから、見て!」
マ:(手を郵便で送るわけないよね!)「手と手の間の白いもの!見えるでしょう!?」
そんな訳で、出発前夜の会話の8割が物の説明でした。
まあ、こんな会話のほうが思い出になるかもしれませんね。
前回、私がドイツで飛行機に乗り遅れたことに衝撃を受けていたB先生、
えらく心配してくれてました。
「ホテルの人にも起こしてって頼んだら?」
(笑)
マジメにいうから面白い。
横向きの写真といい、「手?」といい、
前々から、薄々感づいていたけど、
もしかして、あなたは天然ですか?!
えっ?私もいい勝負ですって?(笑)
いやいや、私はただの不注意です。
どっちがタチが悪いか分かりませんが、こんな私たちなので、お互いの言いたいことを理解するのにものすごく時間がかかります。
先が思いやられるのは、私だけ?