マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

実るほど…。

ドイツにきて初めてのお友達・・・というにはおこがましいですが、

 
とある韓国人ご夫妻に、よくしていただいています。というか・・・私がくっついている?(笑)
 
 
私の職場の隣の部屋の方(ご主人)と、その奥さんなのですが、
 
私がドイツに来る前から「マさんのお隣は韓国の方ですよ。日本語もお上手です。」と教えていただいていたので、
 
とても楽しみにしていました。
 
 
が、教えていただいたプロフィールを見てびっくり!ななななんと、ソウル大学教授だって!
 
私と同じく、職場をお休みしてドイツに半年滞在なさっている(私より1月早く来て、1月早く帰る)んだそうです。
 
ソウル大学と言えば韓国の最高レベルの大学。そこの教授ともなると・・・・・・・・!!!
 
 
ファン限定記事なので申し上げますが、韓国で4年働いた私の限られた経験とはいえ、
 
私にとって、韓国の大学教授のイメージはそれほどよくありませんでした。
 
韓国では、大学教授って社会的地位がとても高く、それを自分たちも分かっているので
 
えらそうにしてる人が少なくありません。
 
 
お店に入ったりすると顕著に表れます。
 
まあ、ソウル大の先生といえば偉そう、ではなくて実際とっても偉い方に違いないのですが…。
 
 
 
挨拶しても、無視されるかもしれないな…。←どんだけひどいイメージ!(笑)
 
と思っていたら、実際にお会いしてみたら、全然違っていました。
 
 
実るほど頭を垂れる稲穂かなって、本当なのねー。
 
 
ランチに誘っていただいたんですが、韓国料理のお店の方にも全然偉そうじゃない!!!(店員は韓国の方)
 
そのほか、会話の端々から、私がこれまで見てきたような韓国の大学教授の多くの人たちとは全然ちがうことが感じ取れました。
 
 
奥さまも、飾らない方で、とっても笑顔が素敵な優しそうな方。
 
とーっても素敵なご夫婦で、お会いして5分で大ファンになりました。
 
 
ランチをごちそうになったその日の晩に、お城のところで花火が打ち上げられるから見に行くというので、
 
すっかりファンになった私は、ご一緒したいと言ったのですが、快くOKしてくださいました。
 
 
住んでいる宿舎も隣の建物ということがわかり、いったん解散して夕方7時に待ち合わせたのですが、
 
私が下で待っていると、ご主人(先生)のほうが先に降りてこられました。
 
 
手にはアボカドをサンドしたビスケットをもっています。
 
そして「これ、食べてみてください。妻が作ったんですけど、挟んで食べるとなかなか悪くなくて。」といって、私にくださいました。
 
 
えーーーん。なんて優しいの・・・。涙
 
 
食べ物をいただいたからではありませんが(笑)、感動してしまいました。
 
 
 
奥さまは、高校の韓国語の先生をなさっていたそうで(もう退職された)韓国語のプロ!!
 
わあ、教えてほしい!というと、
 
「ぜひぜひ、時間ならたくさんあるから、マさんの仕事の空いているときにやりましょう!」とのこと。
 
 
そんなわけで、ドイツに来たというのに、これから毎週韓国語のレッスンを受けることにしました。ははは。
 
いただくばかりでは申し訳ないので、私もお礼に日本語かドイツ語(こちらは自信ないけど)を教えて差し上げられたらと思ってます。
 
最後に、花火を見に行った日に撮った写真を・・・。
イメージ 1
山のほうが暗くて見づらいですが、ハイデルベルク城と、アルテブリュッケ(日本語で古い橋の意味)。
 
この角度から写真を撮ると、橋もお城も見えて一番いいらしいです。
 
 
 
イメージ 2
 
私たちが住んでいるゲストハウスから、川沿いを歩いていくと、こんなかわいい出会いが。
 
先生ご夫妻曰く、いつもいるんだそうです。毎日観察されているみたい。私もこれからここを通って出勤しよう!
 
 
 
イメージ 3
日没直前のネッカー川。
 
イメージ 4
本当は8時から花火があると聞いていたんですが、8時でもまだ全然暗くならず、結局暗くなったのは9時ごろかな?
そこからの花火でした。思ったよりずっと規模が小さかったですが、それでも先生ご夫妻とご一緒できたからうれしかった!
 
イメージ 5
ネッカー川にかかる橋の上から撮った写真。
ご夫妻に出会うまではいつもここを通って通勤していましたが、上の写真にもあるように、
 
川沿いのほうがずっときれいなので(信号もないし)明日からは川沿いを歩いて通勤することに決めました!!
 
お金はないけど←しつこい(笑)、幸せです。