マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

貯金の話

先日、ドイツに長い日本人の同僚と話していたときのこと。


税金や年金の手続きが終わったという私に、「ものすごい金額引かれるからショック受けないで(笑)」と。

半分くらいになるとのこと。
(家賃を引くと、すごいことに。。)


ある程度分かっていたのですが、やはりギリギリの生活になるので、正直にちょっと心配だと答えました。


まあ、ドイツで働くのも半年限りだから、困ったら日本のクレジットカードを使う予定だし、貯金はせずに使い果たして帰るつもりですけど、

そんな生活、半年だからできることで、これが五年も十年も貯金できなかったら不安だ、と思いました。

半分ちかく引かれたら貯金は無理ですよね、と答えると


「日本人は貯金したがるもんね。こっちではあまり必要ないからねえ。」といいます。


そりゃ貯金は必要でしょうー!


独身なので老後の面倒は自分でみないといけませんからね。


ある程度お金がないと、やはり不安になります。

ある程度もないけど(笑)


すると、同僚がいいました。


「お金はたくさん引かれるけど、何があっても安心だからね。」


曰く、保険に入っているから3割の負担すらないとのこと。
病院の心配がないのはありがたいですよね。

加えて、子供の教育にもお金が要らない(=無料)。

年金は、まあ、十分ではないけど一応もらえるから、貯金があまり必要ないというのです。


おおおおー。


本では読んだことがありますが、それがドイツの人々の意識に浸透してるんですね。


貯金がたくさんある人が羨ましいのはこの先も変わらないとは思いますが、


貯金がなくても心配しなくていい人生のほうが、もっと羨ましいとおもったのでした。