楽しかった北ドイツ旅行ですが、全てが順調だったかというと、そうではありません。
日本で地方に住んでいるからか、あまり電車のトラブルにあったことがありません。
しかし、ここドイツでは、
さして都会でもないのに、なんだかよくトラブルが起こります。
よく、語学のリスニングテストなどで、
駅でのアナウンスなんかが流れたりしますが、これほんと大事ですね!
今回は、3泊4日の短い滞在で二度も電車の変更を余儀なくされました。
一回目は、乗り換えをしようとした電車に、こんなサインが。
9番ホームから乗る予定だった電車ですが
Dieser Zug fallt(aの上にテンテン=aウムラオト)heute aus.
「この電車は、本日走りません。」
もしも、指定の時間のみ乗れる切符を持っていたら、(おそらく)鉄道インフォメーションに行ってスタンプを押してもらうのかな?
そしたら、他の時刻を教えてくれます。
私の場合は、ニーダーザクセンカードで自由でしたが、不安だったので、とりあえず鉄道インフォメーションで尋ねました。
そしたら、30分遅れで別の電車に乗れるとのこと。ああ、最終なんかにしなくてほんとによかった!
最終が走らなかったらどうなってたんでしょうね。
考えるだけでもこわい!
そして、2つ目はハンブルクからの帰りの電車にて。
乗り換え駅まであと10分と迫った12時40分ごろのこと。電車がブレーキをかけ、
私の前の席の人が置いていた水の瓶がゴロゴロと転げ落ちてしまいました。
その数分後、電車が止まりました。
ほどなく車内アナウンスが。
詳しくは分かりませんでしたが、
アクシデントが起きたこと、
お医者さんが必要であること、
電車が遅れるので理解して欲しいこと、
などは分かりました。
その後も、
2人のお医者さんのおかげで、これ以上お医者さまは必要ないこと、
まだ時間がかかることなど、
追加の情報が更新されます。
ネットに繋がっていなくても、携帯で電車の情報が見られます。
12時48分
私たちの電車は現在60分遅れています。
理由 救急患者が出た為
無事に患者さんが助かったのかは、私の語学力では分かりませんでしたが、
結局30分遅れで出発しました。
治っているといいのですが。
それにしても、お医者さんってこんなとき、やっぱりすごいですね。
同じ列車に2人も申し出てくださったお医者さまがいたことにも、感動です。
さて、この30分遅れですが、私の乗り換え時間は20分しかなかったため、またもや乗り遅れ。
今回は時間指定のチケットでしたので、鉄道インフォメーションでスタンプを押してもらいました。
そして、
「10番ホームから次のが出ますから」と教えてもらいました。
こうして、予定よりずいぶん遅れて自宅に帰り着きました。
ドイツで鉄道旅行を計画される方は、
必ず余裕をもって動いてくださいね!
最悪のときは、その町で泊まってもいいと思うくらいの気持ちでいると、楽しめるかも知れません。
さてさて、楽しかった北ドイツの旅日記もそろそろクライマックスです。