ドイツでイベント参加
週末のフランス行きがなくなったと
同僚に伝えたところ、
「元気になったらで構わないんですが、
イベントのお手伝いをしてもらえませんか?」とのこと。
2時間だけだし、
ここで半年たくさんお世話になったので
喜んでお手伝いすることにしました。
そのイベントとは、
カタカナや漢字などを子供たちに
書いてあげたり書かせたりすることです。
日本人の同僚は、
ドイツで10年ほど働いており、このようなイベントには慣れている様子。
書道の道具を携えてやってきました。
イベントでは、以下のような流れで行いました。
1. まず、やってきた子供に「ドイツ語で名前を書いてと頼む。
2. そのドイツ語を見て、カタカナで名前を書いてあげる。
3. それを見ながら、自分で書いてみないかと勧めてみる。
4. 子供たちが自分で書いた紙に穴を空け、紐を通してあげて、渡す。
5. 筆で、半紙にカタカナで名前を書いてあげて、プレゼントする
子供たちは、本当に可愛かったです。
最初から、私やる!という積極的な子もいれば、
お母さんに言われて恥ずかしそうにやってくる子もいます。
みんな、恥ずかしくても、聞き方を変えると、やってみます。
例えば、
「ここに日本語で自分の名前を書いてみる?」と
いきなり難しいことを聞くと首を横に振る子でも、
(やるやる!という子も、もちろん)
「私がここにあなたの名前を書くから、
下に書いてみたい?」と聞くと
恥ずかしそうにウンと言うなど、本当に可愛かったです。
子供たちは、選択肢が与えられたり、
「~やってみる?」とか、
「~できるかな?」と言うと、反応がとても良かったです。
「赤の紐と青の紐、どっちがいいかな?」とか
「紐の長さはどうしよう?」とか
「大きく書いてみる?」とか
「こんどは、こっちの紙に大きく書いてみようか?」とか。
普段は大人が対象なので、
子供たちの笑顔がとても新鮮でした!
子供用バンドの歌を聴いているちびっ子たちとパパママ。
個人的に嬉しかったのは、韓国の親子が数組来てくれたことです。
韓国語で対応したら、とても喜んでくださいました。
日本語というよりは、文字そのものに関心があったようだったので、
「ハングル書けるかな?ハングル書いてみる?」と聞くと
「うん!書ける!書く書く!」と、
みんなでハングルを書き始めました。
おじいちゃんも、漢字が書きたいというので、
なんだかイベントの趣旨とは異なりましたが、
筆と墨を渡して書いていただくことに。
とても達筆で、一家大騒ぎ。
たくさんの人の笑顔が見られて、
本当に幸せな1日になりました。
人の笑顔に接することができるって、
本当にありがたいことだなあ、とつくづく思いました。
今日来てくれたちびっ子たちの中に、
将来日本語に目覚める子供たちがいたらいいなあ、
なんて思ったりしながら、帰ってきました。
いい一日でした!