去年8月に書いた記事に
「Vさんのスピーチ」「Vさんその後」というのがあります。
shiroutotabi.hateblo.jp
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どんな話かと申しますと、
ドイツで出会ったVさんという吃音のある学生が、不安を乗り越えて一生懸命スピーチの授業に参加し、
最後に空港から感動的なスピーチを送ってくれたこと、
また、「ずっと不安でできなかったけれど、交換留学を目指そうと思い始めた」ときいて喜んでいる、というような話です。
あれから一年経ちまして。。。。
なんとなんとなんと!
私の勤める学校に、一年間、来ることになりましたー。
そう、わたしの帰国とほぼ同じタイミングで。
ドジな彼は、寮に入れる日よりも二日も早く日本に到着することになり、いきなりのトラブル。(笑)
最初は自力で頑張って解決するよう見守っていたのですが、やはりホテルは高いらしく、SOSが来たので、知り合いのお宅にお願いし、ホームステイさせてもらうことになりました。
ただ、心に不安を抱える彼は、新しい人と出会うことに抵抗があります。
それでも、「先生、これは成長できるチャンスだよね?」と前向きに捉えてチャレンジすることに。
また、ドイツ語を教えるアルバイトを斡旋してもらった彼。
「躊躇してる」といいつつ、ここでも「新しい経験を通して成長できると思う」と前向きな言葉が。
「そうだね!もし、無理だと思ったら、ほかの人に変わってもらうことも出来るから、やってみるのもいいかもね。」と答えました。
写真は、彼のお母さんが焼いてくださったクッキー。
今年の8月に、ハンブルクに行ったとき、彼の実家に招待され、ごちそうになりました。
(しかも、その時Vさんはまだレポートのために帰省できず、彼抜きでお母様にご挨拶しました。ははは)
Vさん、一年間よろしくね