マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

イスラム教のこと

3月ごろから、なんだかイスラム教徒の学生と深く関わることが多いです。

まずは、バングラデシュからの学生Jさん。

彼女が体調を崩したため、

何度か病院に付き添ったり、自宅を訪問したりする内に、とても親しくなりました。


次は、以前炊飯器の使い方を聞いてきたインドネシアのBさん。

その後も、「インドネシアの友人に頼まれたものを注文したいが、どうしてもうまくいかない」、「このあいだ届いた電気代の振り込み用紙を無くして会社に電話したが、うまく話せない」などなど、いろんなことが起きて、お手伝いする内に親しくなりました。


最後はエジプトのWさん。
ある日道端でばったり会ったのですが、インターンでとても小さな町に住んでいるので寂しいから、ぜひ遊びに来てほしいと言われ、

上述のJさんと一緒に遊びに行く内に、親しくなりました。


この三人は、敬虔なイスラム教徒。

Jさんは、偶像崇拝に当たるからと、動物の絵がついたものは出来るだけ持たないようにしているそうです。

たとえば、カレンダーなんかも、動物があったら切り取って飾るのだそう。

(皆が皆、そういう訳ではありません。
ある学生は、可愛いからとイルカの指輪をはめています。動物が大好きなのだそう。)


Wさんも、イスラム教が自分の全てと言っています。

私が、興味があるというと、英語で書かれた冊子をいくつもくれました。

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皆さん、イスラム教が世界で誤解されている部分がたくさんあることを残念に思っていて、

なんとかその良さを私にも理解して欲しいようです。


それぞれの方法で、私にいろんな話をしてくれたり、youtubeのいろんなチャンネルを勧めてくれたりします。


昨日、Jさんから「先生、Wさんの本、どれか読みましたか」と聞かれたので


「まだ読み始めていないんだけど、どの本から読み始めるかは決めました」と答えました。

私はイスラム教が科学的な宗教でもあるという話を良く聞くので、それについて書かれたものを読んでみたいのです。


すると、

「伝えたいことがあります」と彼女。

「私も時々、分からなくなるときがあります。きっと、先生もそんなことがあると思うんですが、それだけでイスラム教のことを判断してしまわないで下さいね」と。


きっと、イスラム教を表面的に理解して批判的になってしまうのではないかと心配しているのでしょう。

Wさんも、分からないことがあれば、いつでも聞いてくださいと言ってくれているので、

この機会にいろいろと教えていただこうと思っています。


ここ数ヶ月で急にイスラム教徒の学生たちと関わることになったのも、何かのご縁かな。


そして、できればアラビア語にも挑戦してみたいなあ!!