私の「贅沢」とは?
以前、韓国で四年ほど働いていたときのこと。
諸外国に比べると、
日本のものが簡単に手に入る環境にあったにもかかわらず、
日本に戻ってきたときには、
納豆ごはんに感激したり
(韓国でも売っていましたが、
日本の数倍の値段だったため、
買う気にならなかった)
お風呂にゆったり浸かれる喜びを
ひしひしと感じたりしていました。
その後、日本で仕事を始めましたが、
去年と一昨年の半年ずつをまた海外(ドイツ)で過ごすことに。
夢のような半年(ずつ)でしたが、やはり、恋しいものもありました。
納豆ももちろんですが、特に難しかったのが魚。
魚にまつわるこんな思い出話も。
お陰で、ドイツから帰って来て、
もう半年以上になるのに、
未だにお刺身はかなりのご馳走です。
通勤路に、週に二回だけ開いている
小さな魚市場があるのですが、
ドイツへ行く前は勇気がなくて
一度も入れなかったのに、
帰国してからは常連客です。
お刺身にしてもらったものを持って出勤し、
お昼に食べたりしています。
数百円ですが、
なんて贅沢なランチだろうと思っています。
あとは、これからの季節、
麦茶ががぶがぶ飲めるのも贅沢かなー。
韓国やドイツに住まなかったら、
今頃、私にとって何が「贅沢」だったんだろう??
皆さまにとって「贅沢だ」と感じる瞬間は、
いつでしょうか。