マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

Mくんの教え

先日沖縄から帰ってからというもの、

Mくんと毎日のように話しています。

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首里城でみかけたいかにも南国という感じの葉。きれい!

13年ぶりの再会で懐かしい話をたくさんして、

盛り上がっています。

昨日は台風の中、Mくんオススメの韓国映画を観ました。
感動が分かち合える人がいて、良かった!
ちなみに、韓国つながり以外に、私たちは業界もほぼ同じ。

「授業準備がまだ!」とか
「学生がー」とか

話が通じるのもまた嬉しいです。
「ヌナ~(韓国語で「お姉さん」)、

学生にこんな活動させたいんだけど、

いいアイデアないかな?」と相談され、一緒に考えることも。
こんな風にやりとりする日が来るなんて、感無量です。


実は、本人には(多分)言ったことありませんが、

彼はわたしが尊敬する人の中の一人です。

なんと彼、大学を卒業後、
進学のためにアメリカへ行ってから、

生死をさまようような大病を患ったことがあるのです。

その為、途中で帰国を余儀なくされ、

闘病生活が始まりました。
正直、話を聞いた私の方が絶望的な気持ちになる、

そんな恐ろしい病気です。

もう、なんと声をかけてよいのかも分かりませんでした。


でも、彼は、
「自分にできることを一つ一つやっていくだけだよ」

といって、最後には克服しました。
また、見事博士号も取得したのです。

もちろん、彼一人ではなく、
ご家族のみなさんの支えもあったからに他なりませんが、

よく頑張ったと思います。

闘病中、逆に私が元気付けられることもしばしば。
いや、おそらく私が元気をもらう方が多かったと思います。


私が悩んでいるときに
(病人に相談する私も私ですが。苦笑)

「今できるところから、一つずつやっていけばいいよ」

といって励ましてくれたMくん。

努力しないくせに、すぐ焦る私(笑)には沁みる言葉でした。
そして、大病に打ち克った彼の言葉だからこそ、重みがある言葉。

だから、今回元気な姿で再会できたことを、

心から嬉しく思いました。

Mくん、いや、M先生(笑)これからもよろしくお願いしますね。