優しい学生Kさん
今日、韓国からきた27歳の男子学生Kさんに、
日本人の19歳の女子学生Fさんをチューター
(日本語会話のパートナー。また、いろいろ手伝ってあげるひと)として紹介しました。
女子学生は、韓国に関心があったそうで、
チューターになれたことを喜んでくれました。
韓国人らしく、すぐに年齢から確かめるKさん。
自分のほうが年上だと分かると
「私のことをオッパ(お兄さん)と呼んでもいいですよ。」と言っていました。
この「オッパ」という響き。
日本語の「お兄さん」以上に親しみを感じる言葉です。
私は韓国に四年住んでいましたが、
いつも会うのが学生たちだったので、自分が年下になることはほとんどありませんでした。
(あっても、相手を「オッパ」と呼べるような身近な人は皆無)
そのため、オッパと呼んでもいいと言われたFさんが羨ましいと思いました。
「いいなあ!私もオッパって呼んでみたいなー」と言うと、
「失礼ですが、先生はおいくつですか?」とKさん。
オッパと呼びたいがために「26です。笑」と言うと
「お!じゃ、先生も私をオッパと呼べますね!」
いやいやいや。横でFさんも苦笑い。
どんなに頑張っても20代に見えるはずがないのに、
そうやって話を合わせてくれるなんて優しいなあ。
最近仕事がものすごく忙しくなり、残業の連続ですが、
学生たちの笑顔や優しさに救われています。
オッパありがとう!