マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

馬頭琴は生きている

きのうの夜11時すぎのこと。



仕事が終わらなくて残業していたら、

チャット友だちの馬頭琴のB先生(内モンゴル在住)から珍しく

「電話で話さない?」とのお誘いが。


帰るタイミングを失っていたので、早めに切り上げて帰ることにしました。


なぜそんなに遅くまで残業するのかと聞かれたので、


私のドイツ行きが近づいているのに準備が全く進まないこと、

でも、20年前からの夢だったので、とても嬉しいことなどを話しました。


そして、気がつけば、話はだんだんいつものごとく馬頭琴や草原のことに。


前々から、先生が馬頭琴を愛してやまないことは知っていましたが、昨日もまた馬頭琴への愛を語ってくれました。


せんせー、どんだけ愛してるの~(笑)


馬頭琴は先生の一番の友だちであること。


小学生時代に流行っていたアニメ、キャプテン翼でも「ボールは友だち」なんて言っていたから、

楽器が友だちというのは、理解に難くありません。

が、先生にとっては、馬頭琴は本当の人間の友だちという感じ!

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馬頭琴には馬の頭がついています。

先生の中国語がよく分からなかったのですが、先生によると、馬頭琴には頭もあるし、五臓もあるとのこと。

だから、人間と同じだというのです。

馬頭をきれいなところに置いておくか、汚いところに置いておくかで音も変わるとのこと。


へええ。


それから、これは馬頭琴だけに限らず、

音楽を満足に理解するには、医学、数学、歴史も理解しなければならないとのこと。
(ほかにも何か言っていたかも?)

あああ、もっと中国語が出来ればもっと深い話が聞けたのに!


ますます先生の演奏が聴きたくなって、

「今度(共通の学生である)Oさんが内モンゴルに帰ったとき、彼に頼んで先生の演奏を録音してもらってきてもいいですか?」というと

「いいですよ。でも、誰でも録音させるわけじゃないんですよ。」と言われました。

先日、先生の教え子たちが会いに来た時にも演奏したらしいのですが、

録音していいかと聞かれて断ったんだそう!

いまどき、みんなすぐに動画などをアップしたりするけど、そういうのが嫌なんだそうです。

そうか・・・。



作家が書いた小説をネットで公開されるようなものか?


以前もCDとか出さないんですかと聞いたことがありますが、今はまだそんな予定はないとのこと。

まだその時が来ていないんでしょうかね。


私はいつまでも待っていますからね!!B先生!!





ところで、昨日の電話で、以前からの謎が1つとけました。

先生の送ってくる中国語のメッセージがやたらぶっきらぼうな件について。

とにかく字数が少ないんですが、彼曰く、馬頭琴の練習のしすぎで手を痛めたので、

文字があまり打てないんだとか。

手を痛めた話は前から聞いていましたが、指先を使うのがそんなに悪いなんて知りませんでした。



知り合って半年たったことだし、そろそろ先生のメッセージに傷つかないようにしないと(笑)