私が使っているWhatsAppというLINE のようなアプリ(海外ではLINE よりよく使われている)には、ときどき明らかにスパムだと分かる英語のメッセージが届きます。
(1)「空港に着いたよ!近々会えるかな?」とか
(2)「こんなお仕事に興味ありませんか」とか
(1)は、初めスパムだとわからず、誰かが間違って連絡してきたと思い、少しだけやり取りして、探している相手ではないことを告げました。
でも似たようなメッセージが別人から何度も届いたのでスパムだと分かり、今では届いた瞬間ブロックしています。
こういうことは、たまに起こるので「面倒だな」と思いながらも、すぐにブロックして忘れるのですが、先日はちょっと違っていました。
まず、繁体字の中国語(台湾や香港で使われる複雑な文字)でメッセージが来ました。
「○○、おはよう。素敵な週末を過ごしてね。」
この○○は、私の名前の一部で、中国人の友達が私を呼ぶときに使う呼び方です。
これまでと違い、私の名前、しかもニックネームのようにして呼ぶのであれ?となりました。
しかも日本語のできない中国人や台湾人の知り合いなんて何十人もいますから、以前連絡先を交換して忘れちゃってただけかもしれません。
何より、フルネームを知られていることが怖くてすぐにはブロックできず、しばらくやり取りしてみることにしました。
あちらからは中国語、こちらからはほとんど英語で返事をしました。所々中国語も混ぜてみました。
マ: 私たちどこかで会いましたか?お名前を聞いてもいいですか?
楊:楊○です。多分上野公園で桜の時期に会ったと思います。
マ:楊○という名前に記憶はありますが思い出せません。上野公園には行った覚えがありません。人違いではないですか?(フルネームを知られているので会話を続けてみる)
楊:じゃ、高尾山かなあ?自分たちは二人で、マさんたちは三人だったと思います。写真を撮っていただいたような?
マ:高尾山にも行ってないですねぇ。やっぱり人違いですかね?
上野公園や高尾山なら誰でも行くだろうからと、適当に言ってきたのでしょうか。
最近は、こういう詐欺もAIを使っているため、ときどき流れがおかしくなることがあると聞いたことがあります。
私は中国語に対して英語で返事しているわけだし、見るからに日本人の名前なので、日本人だと分かっているはずなのに
「年末年始は帰国しますか」と聞いてきたり。
でも、大半は完璧です。
もう少し続けてみよう。
楊:お互い記憶は曖昧ですが、このようにしてまた新たに友達になってもいいのではないでしょうか。改めて自己紹介します。私は広東省江門市出身の楊○です。東京在住です。
マ:広東省ですか?行ったことありますよ。あ、違う、広東省は乗り換えだけで、行ったのは広西省でした。
楊:広西のどこですか?私は南寧、桂林など行ったことあります。
マ:私もそこ行きました。
楊:食べ物どうでした?気に入ったのありますか?
マ:ロースーフェンが好きです。
楊:ははは、あれは臭豆腐のように臭いですが、ネットで人気になりましたね。
ロマンス詐欺だとしたら、だいぶ色気がありませんが、聞くところによると、徐々に距離を縮めていくらしいので初めはこんなもんかな?
どうやって私の番号を入手したか知りたかったですが、「ずいぶん前からあなたの名前と番号が入っていました。あなたも私の名前に記憶があると言ったし、私たちはどこかで会ったはずです」といいます。
まあ、この時代、個人情報なんてもうばれてるんでしょう。
この辺で終わりにしようと思いましたが、名前も知られているのにいきなりブロックするのも怖いと思い、
「旦那に話したら、知らない人とやり取りをするなって叱られちゃったので、ここまでにします。すみません。日本の滞在が素晴らしいものになりますように願っています。」
実在しない旦那に手伝ってもらうことにしました。笑
すると、
「非常に残念ですが、あなたとご主人の考えを尊重します。ありがとうございます。」
という返信が来たのでそれを見届けてブロック。
全く色気のない話だけで終わってしまったので、これがロマンス詐欺だったのかは今となっては分かりませんが、見ず知らずの人が私の名前を知っていて、突然連絡が来るのは本当に不気味でした。
次回同様のメッセージが来ても、もう、即ブロックしよう。
皆さまも、どうかロマンス詐欺にはご注意ください!