初モンゴル3日目です。
7泊8日とはいえ、1日目と8日目は移動のみとなるので、実質折り返しとなる3日目。
この日もウランバートルでした。
まず、今回私に声をかけてくれた内モンゴルの草原出身のZさんが働く会社(私たちが泊まっている宿と同じビル)にお邪魔し、上司や同僚に紹介していただきました。
この会社の社長さんがモンゴル・モンゴル文化を大事に思っている方で、
会社の中にゲルを作ったそうです。これはそんなに当たり前のことではないようです。
大切なお客さんが来たりしたときなども、ゲルに案内するのだそう。


私たちもゲルに案内していただきました。
私は10年前にZさんの草原の実家でゲルに泊めてもらったことがあるので、初めてではありませんでしたが、貴重な経験をさせてもらいました!
Zさんの上司や同僚の方は、日本のことが大好きだそうで、
特に直属の上司の方はついこの間も奥さんと日本(それも私の出身福岡!)に行ってきたとのこと。
日本や日本製品のすばらしさ、日本料理のおいしさについて熱弁されていました。
また、モンゴル式の挨拶の仕方を教えていただきました。
主人は、お香ようなものが入っている小瓶を渡しながら握手をするそうです。
客はその小瓶を受け取り、その香りを嗅いでから「秋をどう過ごしていますか」などと言いながら返すんだそうです。
昔は、直接手を触れないように、小瓶を介して挨拶していたという説もあるとか。
また、指や手首、腕などを触りながら挨拶することで、商談が成立していたとか。
こんな話が直接現地の方たちから聞けるのも、とても貴重な経験でした。
お話しをずっと聞いていたいほどでしたが、お仕事の邪魔にならないように、Zさんの会社を後にして、グルメなZさんおすすめのカフェでランチをすることにしました。

日本でいう銀座のような地区にあるカフェだそうで、高級料理店が並んでいるそうです。
さすが、おすすめだけあって、とても美味しいお店でした。
ステーキのサラダ、ツォイワンという焼きそばみたいな麺料理、羊肉と餃子(ボーズ)が入ったスープなどなどいただきました。
少しでいいというのに、どうしても多めに注文したがるZさん。そういう文化なのだとは思うのですが、残したくないし、かといって食べられる量じゃないし、困ってしまいました…。
その後、私とCちゃん、Qちゃんの3人はチンギスハーンの博物館へ。
私たちが博物館にいる間、Zさんはカフェで仕事をしている、ということでした。
割と自由の利く仕事のようで、良かったです。




この1週間で、いろんなチンギスハーンを見ました!
博物館を見終わったところでZさんに連絡し、博物館横のカフェで一休み。
そこへ、仕事を終えたEさんも合流してみんなでおしゃべりしました。

その後、みんなでバスに乗って宿に戻りました。
これまでは、ほとんどがタクシーでの移動でしたが、
バスにも乗ることが出来て、楽しかったです。
バスは1000トゥグルグ(40円)ととても安いのですが、ネット情報ではスリもいるそうなので、警戒して乗りました。
この翌日、Eさんが内モンゴルに帰るというので、
EさんとZさん、Qちゃんはモンゴル人のお友達とお酒を飲みに行きました。
モンゴルの語分からないCちゃんと私は、体調があまり良くなかったこともあり、
そのまま宿でゆっくりすることにしました。
この日、EさんとZさん、Qちゃんはお酒を飲んだ後クラブにも行ったらしく、
朝までコースだったそうです。(私の中のモンゴル人のイメージ通り!)
私も拉致されそうになりましたが、断って良かった!!
翌日(土曜日)へつづく…