マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

有言不実行も悪くない?

先ほど、ちょっと探し物があって自分が書いた記事をランダムに読みなおしていました。
 
すると、1年前の夏のマさん、「ああ、内モンゴル行きたーい!目指せ来年の夏!!!」と書いてました。
 
 
1年前の8月にそう書いていて、1年後にちゃんと実現している!おおお・・・・。
 
 
私、これまでの人生、ほとんど「有言実行」。
 
そんな私が1年前に「有言」して、1年後に「実行」している!!!これは貴重なサンプルです。
 
不言実行が美しいとされる日本で、有言不実行はたぶん最低のランクですよね。
 
 
私たちが小さいころから受けてきた教育から考えるとたぶん以下のような順番でしょうね?
 
不言実行>有言実行>不言不実行>有言不実行
 
 
言わずにやらない人(=不言不実行)より、言ってやらない人(有言不実行)のほうがタチが悪いですよね?
 
 
 
と、そこまで考えたときに、ふと、思いました。
 
でも例えば自己啓発書とかには「有言実行を心がけよ!」とか書いてそうな気もする・・・。←勝手なイメージ
 
 
公言することで、自分自身も気が引き締まり、その目標に向けて努力する効果があるとかなんとか。
 
(ま、自己啓発書にたとえそう書いてあったとしても、それが美しいとは限りませんが)
 
 
 
 
もう少し、「有言不実行」が本当に最低なのかについて考えてみました。
 
 
有言不実行の何が問題かというと、「偉そうに言っておいて、結局できない」ということです。多分。
 
「不言不実行」よりも悪いのは、周りにウソをついたことになるから。周りを巻き込んでいるから。多分。
 
 
 
でも、こう考えることもできるでしょうか。
 
 
たとえば「有言」することで、その時の自分が「がんばろう」という気持ちになったら、たとえ、持続しなくても
 
その場限りで見ればよいことをしたことになる??
 
自分だけでなく、周りの人がそれで「じゃあ、私も頑張ろう!」と思ったら、あるいはその人がハッピーになったら、
 
それはいいことをしたことになるんじゃないか?
 
 
 
なぜこういう考えを持ったかというと、まだ学生の頃、ある外国の友達が自分の国に招待してくれました。
 
行けたらいいなあという思いはありましたが、学生でお金もないし、
 
なんだか遠い国だし、行っている自分が全然想像できませんでした。(未だにその国に行ったことがない)
 
 
 
なので、誘ってくれるたびに、断っていました。するとその友達に言われました。
 
「NOばっかり言うのは良くないと思う。YESって言ってから考えたらどうかな。NOって言ったら始まらない。」
 
 
当時は、「YESって言って何もできなかったら同じじゃないか。だったらぬか喜びしない/させないほうがマシ」
 
と思っていたのですが・・・・・。
 
 
 
でも、最近になって「有言してすぐに実行できなくても、後でできたらいいのかも?」と思うようになりました。
 
いや、「でも、わざわざ言わなくても、黙ってやればいい」という思いもあるんですけど。
 
 
さらに、上にも書いた通り、たとえば自分が「有言」することで周りの人が「よかった!」と思ってくれたり
 
「じゃあ、私もがんばろう」と思ったりするなど、プラスの効果が生まれたら
 
やっぱり「有言」には意味があるのかな~なんて。まあ、言う「相手」は選ばないとダメでしょうけど。
 
 
 
でもこうやって考えると、
 
有言実行>不言実行=有言不実行>不言不実行
 
こんなふうにも考えられるってことでしょうか。いや、これはかなり反論されそうですね。(笑)
 
 
 
まあ、人にもよるのかも。
 
言うことで、自分を鼓舞できるのであれば、それも良いかもしれないし?
 
 
 
内モンゴルの思い出話から、全然関係ない話になっちゃいました。
 
あ、ちがうちがう、探し物してたんだ!(笑)
 
 
こうしてマさんの一日は過ぎてゆくのでした・・・・・・・・・・・・・・。