シルバーウィークに知り合いに頼まれて韓国語の通訳として、テグという町へ行ってきました。
知り合いというのが、学校の技術の先生(技術・家庭の「技術」)で、
韓国の技術関連の授業をみたり、教育現場の先生方にインタビューしたいとのこと。
さらには、日韓の技術教育について、発表会をひらくとのこと!!
私はあくまで日本語教師であって、おなじ「教師」でも全然違うから、ちょっとくらい韓国語が話せるからって通訳が務まるのか、非常に心配でした。
が、とりあえず私でよいとのことなので、お供してきました。
通訳は、案の定あまりうまくいかなくて、
途中何度も止まったり、辞書を引かせてもらったりして、ご迷惑をおかけしましたが(涙)、
頑張ったね、助かったよ、と感謝していただきました。ははは。
私自身にとっても、最初は、関心もない分野についてあれこれ聞かないといけないのが辛く、正直疲れましたが、
今振り返ってみれば、新しい世界を見るとても素敵な機会になったと思います。
出張から帰ってきて、みんなでメーリングリストで感想を述べ合っていたのですが、
私は(今後の通訳のこともあるので)、分野が違うために大変苦労した、概念や、体系が見えないため、どこをどう訳しているのか分からなくなり、うまくできなかったと率直に述べました。
すると、留学生教育と技術教育(の一部)との接点についても可能性が示唆され、
これを機に、ぜひこちらの世界にも関心を、と誘っていただきました。(笑)
一見、何の関わりもない分野に見えますが、足を踏み入れてみると、そこから新しい世界が開けてきたりして、何だか面白いと思いました。
そう思えたのも、ひとえに今回のメンバーの皆さんがとにかく温かく、
門外漢の私を排除することなく、受け入れてくださったおかげかな?と。
皆さん、口をそろえて「また会うことになるだろう」と言ってくださったのが、なんだか嬉しかったです。
12月頭には、今度は韓国の先生が発表にいらっしゃるとのこと。
韓国の先生からも、私は技術の教員に思われているのか?(笑)
資料の日本語訳を頼まれました!!!
これを機に、新しい世界に足を踏み出して見ようかしら???