月餅とモンゴル人
今日は、中秋の名月ですね。
韓国のひとは、だいたい故郷に帰って、
一族あつまって団らんというのが、よくきく話。
(なかには、仕事が忙しいから帰れないとか、
親戚とそりが合わないから集まらないという人も、もちろんいます)
お嫁さんたちには、
延々料理づくりと皿洗いという大変なお仕事が待っているそうなのですが。
(今はまた時代が違うのかもしれません)
中国は中国で、
これまた家族集まってみんなでおいしい料理に月餅などを食べるのかな?
そうしない人たちの中には、連休ということもあって、
旅行する人もいるみたい。
そのため、東京とかいろいろなところのホテルが
そういう連休を祝う観光客でいっぱいだと聞きました。
知り合いが出張のため、東京でホテルを探したら、
もうなかったとのこと。あらららら。。
そんな中秋の名月、
日ごろあまり連絡をとらない韓国・中国の子たちとも、
今日はメッセージを送り合ったりしてます。
懐かしい子とも連絡が取れて、いいもんですね!
ちなみに、中国の子たちは、月餅の写真を送ってくれます。
細かい所はちがっても、同じ中国。
今日のこの日は、何かしらお祝いするのではないか・・・・
と思った無知すぎる私は・・・・・調べもせずに
B先生にメッセージを送ってしまいました。
「ハッピー中秋節!」みたいなノリで・・・・。
すると、先生からのお返事
B: ありがとう。我々はこの日を祝わないんですよ。はは。
マ: そうですか!すみません!!
B: いやいや大丈夫。この日にまつわる話を、知っていますか?
マ: いいえ・・・。(恥ずかしいけど、もう手遅れ・・・・。)
B: 1368年の8月15日に漢族の人がモンゴル人を殺したんですよ。
急いで調べると、ウィキペディアの「月餅」の項目に以下のような説明が。
伝説によれば、元代の漢人はモンゴル人の支配下で苦しみ、朱元璋は反元の旗を掲げた。しかし元軍の監視が厳しく、反乱軍が連絡を取り合うことができなかった。よって劉伯温の献策により、中秋節に中に「八月十五殺韃子(八月十五日にモンゴル人を殺せ)」と書いた紙の入った糕餅を送り合い、反乱の合図とした。
マ: す、すみませんでした・・・・・・・・。
B: いえいえ、大丈夫ですよ。分かりましたか?
あああーん。恥ずかしいー。涙
そういえば、(今になって)
なんか月餅についての話を聞いたことがある気がした・・・・。
いつも、先生はいろいろ教えてくれては
「お互いのことを学び合うのはいいことです」なんて言ってくれてるけど、
これはまずかった…。もう、絶対忘れません。