マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

「隔離」って英語で何という?

私は、外国からきた学生を相手に仕事しているため、

あんまりできないにも拘わらず、

英語を話さないといけない機会が結構あります。


つい先日は、携帯を水没させ、かつ画面が壊れた学生に頼まれて、
電話ごしに修理会社の方に質問したり、

この時期に海外に行かなければならないけれど、
長時間手が洗えないかも知れないから除菌シートを買っておきたいと言われて、
ネットで探すのを手伝ったり
(「除菌シート」という単語を知らないため、うまく探せない)

空手の練習をしていて怪我をしたから、
救急車を呼んだほうがいいのか相談されたり、
  
炊飯器の機能を聞かれたり(笑)

本当に、日々いろんなことが起こります。


英語ネイティブの人もいれば、
そうでない人もいるし、

私のブロークンな英語でも気にしてないというか、

用件が無事に伝われば問題がないようなので、

まあ、今のところ何とかなっています。



そんな環境にいるので、
英語を目にしたり耳にしたりすることが比較的多い方だと思いますが、


最近よく触れる英語ナンバーワンは、

やっぱりコロナの影響で「隔離」でしょうか。
英語では、"quarantine"というそうです。


最初は、この単語を知らなかったんですが、
学生たちがしゃべっている話の内容から、すぐに隔離とわかりました。


「あー。私、タイ経由でマレーシアに帰るから、14日間quarantineされなくちゃいけないんです~。」

「国にちょっと戻りたいんだけど、次に日本に戻ってきたら14日間quarantineされるから、今はじっとガマンしてるのがベストだと思います。」


などなど。

隔離「される」なので、実際にはquarantinedという形で使われています。


これ、文脈から「隔離」だとすぐ分かりますが、

もともとどんな言葉なんだろう?と気になりました。


よく見ると「クォーター(puarter)」のはじめの部分に似ていますよね。

関係あるのかな?

と思い、調べてみたら、面白いことが分かりました。

以下、wikiからの引用です。

英語のquarantineは、イタリア語のヴェネツィア方言quarantenaおよびquaranta giorni (40日間の意)を語源としている。これは1347年の黒死病大流行以来、疫病がオリエントから来た船より広がることに気づいたヴェネツィア共和国当局では、船内に感染者がいないことを確認するため、疫病の潜伏期間に等しい40日の間、疑わしい船をヴェネツィアやラグーサ港外に強制的に停泊させるという法律があったためである。


だそうです。


学生が、"I will be quarantined for 14days!"(14日間隔離されちゃう!)
と口々に話しているのを聞いて、気の毒だと思いながら、

ひとつ学ばせてもらいました。

因みにドイツ語も英語とそっくりで、"die Quarantäne"というそうです。