2012夏内モンゴルの旅3日目【ひたすら草原を走る!】
8月14日火曜日。晴れ。
この日は、町からどんどんモモくんの実家
(大草原の中のパオ。モンゴル語でゲル。)に向かって行きました。
モモくんのおねーさんのお友達だったかな?
にお願いして、1日タクシーをしていただきました。
「ちゃんとお金払っているんだから、
写真撮りたかったら車止めて写真撮ろうね。」とモモくん。
貸し切りだあい~。
とはいっても、全部草原だから、
どのポイントで止めてもらえばいいのか
さっぱり分からないMちゃんと私。
「止めて!」が言えないでいると、
しびれをきらしたモモくんが、
運転手さんに言って止めてもらったのがここ。
カメラマン(=私)が悪いので、
伝わらないかもしれませんが、とにかく広い!!!
もう少し薄味だったら、
今回の旅でおいしかった食べ物トップ10に入ったかも。
確実にトップ20には入る!
料理を食べていると、お店のにーちゃんがやってきて、
何やらジャンガジャンガ引きながら
ホーミー(声が二重に聞こえるやつ)をしてくださいました。
わあ~。生でホーミー聞いたの初めて~☆
といいたいところですが、
実は、いま日本にいる内蒙古の子が、
馬頭琴もホーミーもできるので、ちょっぴり感動は薄かったかな。
ま、こんな感じで、
この日は、特に事件もなく、
穏やかな1日だったわあ~と、締めくくろうとして・・・
思い出しました。
そうそう、車の中で、
気が付くと私のカメラ2号がありません!!!
マ:「あ!もういっこのカメラがない!!!」
スモモ:「もう一度、よく見てみて。鞄の中よく見てね。」 ←かなり冷静
マ:「ううん、ないわ。もうさっきから何度も見てるの」
モモ:「そういえば、さっき、スモモがもう一つのカメラで写真とる時、草の上に置かなかった?じゃ、戻ろう」
マ:「まあ、いいや~。カメラもう1台あるし。いいよ~」
スモモ:「あ、ぼくですね、たぶん。すみません。戻りましょう!」
マ:「いいの。気にしないで。大丈夫。安いカメラだし。もう一つあるからいいのよ~」(大人な対応)
モモ&スモモ:「ダメダメ。戻ったらいいんだから。ダイジョブよ。よし、じゃ、戻ろう。」
マ:「ええ、いいのに~。きにしないで」
と、言った次の瞬間、
私の座席の下から出てきました・・・。
マ:「あ、あった。」
一同:「・・・・・・・・。」
マ:「ご、ごめん」
一同:「はい、じゃ、行きましょう。」ブーン。
ちなみに、モモとスモモもMちゃんも、
1年間、私のこんな姿を見てきたので、
全然驚きません。(笑)
この後も、モモとスモモはことあるごとに、
「先生!カメラ持った?財布はある?」
「今お金ださないよ!」
「財布、あるね?パスポート、どこ?」
「はい、ここはちょっと気を付けて。
僕も一回ここで盗られたからね。」
と言われるのでした。はずかしーっ!
おかげさまで、今回の旅行では、
重要なもの(パスポート、お金、カメラ)は
失くさずに帰ってきました。
(もちろん、こまごましたものは失くしてますが、
そこは気にしない気にしない!)
この日は、モモ君の実家から
およそ1時間のところにある
アムランっていう町のホテルに泊まりました。
どんどん田舎に向かっているにもかかわらず、
モモ君の実家近辺は草原と夜空がとてもきれいなので、
この季節、中国全土から観光客が押し寄せており、
ホテルが結構高かったです。
通常の4倍ぐらいしたようです。