2012夏内モンゴルの旅【7+8日目】 :チンギスハンのお墓の町
2012年8月18日(日)、晴れ。19日(月)も晴れ。
17日の朝、フフホトのホテルでゆっくりと目覚めた私は、
スモモくんと二人で高速バスに乗りました。
今日は、オルドスっていうチンギスハンのお墓がある町に1泊旅行に出かけます~☆
バス代は63元。二階建てのバスの先頭でした。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shiroutotabi/20190830/20190830230603.jpg)
高いし、先頭にあるので景色も見放題!わーい。
と思っていたらわたくし、寝たみたい。残念。
ちょっと旅の疲れが出てきたかな?
フフホトからオルドスに行くには、
途中で黄河大橋という5キロぐらいある橋を渡ります。5キロって!!!
でも、よく見ると橋の下はひまわりなんかが植えられてたりして、
橋とはいえ、川だけにかかってるわけではないかんじでした。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shiroutotabi/20190830/20190830230549.jpg)
延々と続く黄河大橋
さて、呼和浩特から3,4時間かかったオルドスというその町は、
スモモくんいわく、物価が高いところ。
内モンゴルの区都であるフフホトよりも街がきれいで、物価も高い。
お金持ちの人が多いみたいです。
チンギスハンのお墓があるからかしら?(笑)
このへんに住む人たちは、年に一度、
お正月にはチンギスハンのお墓に来るんだそうです。
チンギスハンに何を誓いに来てるんでしょうか。
やっぱりでっかいことなのかなあ?
いやあそれにしてもこの日は暑かった。まぶしかった。
フフホトにサングラスおいてきて激しく後悔しました。
このあと、このお墓の向かいにあるチンギスハンテーマパーク(?)へ。
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shiroutotabi/20190830/20190830230617.jpg)
こんなところがありました。世界地図のようでした。
日本らしきものもありましたが、
残念ながら、四国はなかった・・・・。
さらにその奥には博物館。そこで一番かわいくとれた写真がこれ。
![イメージ 7](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shiroutotabi/20190830/20190830230627.jpg)
これは、オルドスの子の話では、家の門の前にあるんだそうで、
これがあるのを見れば「あ、ここはオルドスの人の家だ」ってわかるんだそうです。
オルドス出身じゃないスモモくんも初耳の話だったみたい。
オルドスの人は、
なんだか誇り高い感じがあると聞いたことがありますが、
確かに、オルドス人であることを
誇りに思っているんだなと、ところどころで感じました。
モモくんの地元の大草原とはまた違った、
オルドスの町を見ることができて、とてもよかったです。
内モンゴルは日本の3倍の面積がありますから、
いろいろなところがあるとは聞いていましたが、本当だわあ。
次の日は、お昼ぐらいのバスでフフホトに戻ったのですが、帰りのバスは80元。
ベンツのバスだったらしく、座席もふかふかでした。
ところで、この日、私はホテルに、
スモモくんはオルドス在住の友達のうちに泊めてもらったんですが、
その友達がバスのターミナルまで見送りに来てくれていました。
オルドスに来る前、
バスの中でスモモ君は友達についていろいろ話してくれていました。
お母さんが病気で手術をしてすごく大変だという話や
スポーツがとてもよくできて、
7つもいろんな競技で記録を持っている話など。
スモモくんがトイレに行っている間、
間が持たないのでカタコトの中国語で話しかけた私。
マ: 今回はお世話になりました。
彼: いえいえ、どういたしまして。
マ: お母さまの具合はいかがですか。
彼: 母ですか?
マ: はい、確かお体の調子が・・・
彼: ええ、まあ、ちょっと首が痛いですね。
マ: (手術するほどでしょう?でも手術って中国語で何?)
といったところでスモモくんが戻ってきました。
マ: ねえ、このお友達のお母さんって、手術したんだよね?すごく悪いんでしょう?
スモモ: いや。
マ: あれ?オルドスに、お母さんが手術した友達がいるって言ったよね。
スモモ: それはほかの友だち。この友達はスポーツ選手。
あら・・・・。
愚かな私はここでもまたもや勘違い。
勝手に、スポーツ選手の彼のお母さんが
手術をしているというストーリーを作ってました。
それにしてもこのお友達もびっくりしたでしょうね。
ピンポイントでお母さんの健康について聞いてくるなんて。
そんなこんなで、恥ずかしい思いをしつつ
オルドスに別れを告げ、呼和浩特へと戻った私たちでした。
明日から、スモモくんの実家の町に向かいます。