マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

2012夏内モンゴルの旅【6日目】 :呼和浩特に到着

8月17日金曜日、雨。
 
モモくんとMちゃんを置いて、
スモモくんと私がフフホトへと飛び立つ日になりました。
この日は朝から雨でした。涙の雨です。
 
チンギスハンの絵が飾ってあるモンゴル式レストランで
ランチをたべた私たちは、タクシーにのって空港へ。

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内モンゴルのきれいな草原から一番近いフルンボイル空港
これが、およそ1週間前、
北京から乗継をして降り立った、内モンゴル最初の空港。
 小さい空港ですが、夏には中国全土からお客さんが草原を見にやってきます。
もっと近寄ってみましょう・・・・。
イメージ 1
 
4つの漢字は空港の名前
「フルンボイル(私にはフルンベエアみたいに聞こえます)」。
内モンゴル最後の草原が残っているところだと言われています。
真ん中の字がモンゴルの字。縦書き。かっこいいな。
  
この空港で、モモくんとMちゃんとお別れです。
Mちゃんとは、旅の最終日、
つまり23日のお昼に北京の空港で会うのでまだいいのですが、 
モモくんとは、次いつ会えるか分かりません。
 
意地悪なモモくんは、私を泣かそうとして、
涙を誘う文句を言ってきます。(笑)
 
ひどいなあ、モモくん。
まともに聞くと涙が止まらなくなるので、バカな話でごまかしながら、 
(でも心では泣きながら)お別れをして、
スモモくんと二人、次の目的地であるフフホト行きの飛行機を待ちました。
 
なんとなんと、またもや遅延!んもう!
もっと早くいってくれれば、
モモくんたちともうすこし一緒にいられたのに。
 
飛行機があまりに遅いので、機内ではハンバーガーとお水が出されました。
イメージ 3
 
でも、その日の夜は内モンゴルの火鍋が待っていたので(笑)、
スモモくんと私は食べずに我慢!
 
さあ、旅の後半に突入です!!!
フフホトの空港では、
スモモくんの親戚のお兄さんが待っていてくれました。
こちらもモンゴル族
 
ご存知の方もいるでしょうが、
内モンゴル自治区だからといって、みんなモンゴル族じゃありません。
 
大半が漢民族なんです。
でもやっぱり、モンゴル族の人は
モンゴル族の人と結婚する場合が多いんでしょうね。
 
今回の旅行で、数十人の方とお会いしましたが、
漢民族の方は4人ぐらいかな。あとはみんなモンゴル族 
 
ちなみに、この旅で、
この時点ではまだ一度も日本人に遭遇していない私です。
いつ遭遇するでしょう?
 
さて、無事フフホトについたスモモくんと私は、
ホテルに荷物を置いた後、ホテルで一休みし、
スモモくんの大学の先生とその奥様、
それからもう一人、同じ大学の先生が来るのを待ちました。
 
この方たちはみんな、漢民族です。
 
中国とはいえ、ずっとモンゴルづくしだった私は、
急に「中国」を感じました。不思議な感覚でした。
今までいたあの草原が夢になって消えてしまいそうな感じすらしました。
スモモくんイチオシのモンゴル鍋のレストランに到着しました。
 
そして、先生たちに
「今日はお忙しい中集まってくださってありがとうございます。」と
(中国語で)挨拶をすると
 
先生が「中国では、遠方からのお客さんが一番嬉しいこと。
ようこそ呼和浩特へ!」と歓迎してくださいました。
 
この先生も、もう一人の先生も、日本で生活をした経験をお持ちの方です。
みんな日本の生活経験者ということで、
日本にいた時はああだった、こうだった、と話に花を咲かせました。
 
私の中国語のレベルは、何を言ってるか
話題を推察するのが精いっぱいという残念なレベルなので 
あまり積極的に会話に参加できませんでしたが、
それでもとても楽しく、幸せな一晩でした。 
ああ、どうにかならないかな、私の中国語!!!
 
ホテルに帰った私(スモモくんは親戚のお兄さんの家)は、
およそ1週間ぶりにメールチェックをして仰天!
 
77件も入っていました。
お盆休みなのに、こんなにメールが来るなんて。
 
なかには「○日までに返事をしないと許さないよ!」みたいな、
脅迫じみた(笑)仕事のメールも・・。
 
一気に現実に引き戻されたのでした。
 
明日は、チンギスハンのお墓がある、オルドスという町に向かいます。