2012夏内モンゴルの旅【11日目+12日目】 :さようなら内モンゴル
もう10月になりました。早いものです。
今日、私が住んでいる地域は暴風雨で、
はじめて携帯に避難勧告のメッセージがきました。
無事解除されましたが、ものすごい雨と風です。
さて、内モンゴルから戻って1か月以上になりました。
もう、かなり昔のことになってしまいました。
記憶も薄れてきたので今日はまとめて2日分。
そして今日が内モンゴルシリーズ最終回です。
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8月22日(水)晴れ、23日(木)晴れ
スモモくんの実家の近くのお店で
うどんのような麺の朝ごはんをいただいた私たちは、
食べてすぐ、お兄さんの車でフフホトに向かいました。
途中、観光地っぽいところで休みつつ向かうと、
フフホトにつくころはもうお昼でした。
お昼はピザを食べて、
内蒙古博物館(新)へ行ったスモモくんとスモモ友と私。
ここで初めて日本人に遭遇しました!
これまでの海外旅行でこんなに日本人を見ない旅行も珍しいというほど、
今回の旅行では全然日本人を見ませんでした。
現地の人たちにまぎれて生きていた2週間でしたが、
最後の最後で見つけちゃいましたね~。
全部で3グループ見ましたが、
思うに、最初の家族は、駐在員とその家族。
小さな赤ちゃんもいました。
それから次は女子高生の集団!10人ぐらいかなあ?
日本っぽい制服だなあとおもっていたら
案の定日本語が聞こえて来ました。修学旅行???
それにしても、ここまで来るなんて、
どんな学校なんでしょうね~。中国にある日本人学校かなあ?
だったら、制服はない??
もう1グループは、あとで行ったデパートで。
なるほど、こういうところにいるのね?
内蒙古博物館はとても広く、チンギスハン、
いえ、恐竜の時代から現代までを見ることができる、大変立派な博物館です。
入場料は無料!
前にも書いたと思いますが、
内モンゴルだけで、日本の面積のおよそ3倍あります。
歴史はもちろんのことですが、
地理的にもさまざまなところがあります。
日本のように南北に長くはありませんが、
東西に長いため、東が日の出を迎えるころ、
西では星が輝いていたりするわけです。
内蒙古博物館をゆっくり見た後、3人でデパートに行きました。
今回そういえばほとんどお土産を買っていないので、
ショッピングをしたかったんですが、
結局いいものが見つからず、買えませんでした。ざんねん。
で、せっかくなので、
そこで晩御飯もということになったんですが、
スモモくんも友達も日本食がいいというので、
帰国を目前にしてまさかの日本食!!
回転寿司も、うなぎも、ラーメンも、なんでもあるお店でした。
「いらっしゃいませ~」が最初日本人かと思うほど。
いやしかし、お上手!!!
スモモくんはずっとウナギが食べたいと言っていたのでうな丼を注文。
スモモ友はラーメン。私も別の味のラーメン。
あと、お寿司もちょこっと注文し、3人で分け合って食べました。
まあ、今となってはいい思い出かな。
そんなこんなであっという間に夜は更けてゆき、
次の日の朝も早いというので、早々にホテルに帰った私。
スモモくんは親戚のお兄さんの家へ、
スモモ友は友達の家へ行きました。明日はホテルに集合です。
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23日朝、スモモとスモモ友と私の3人でタクシーにのり、
空港へ向かいました。
ホテルから10分ぐらいです。
本当はホテルの朝ごはんもついていたんですが、
それは食べずに空港で食べることにしました。
それが、ここ↓↓
そしてミルクティというたっぷりな朝ごはんをいただきました。
この時、一足先に北京に飛んでたMちゃんのホテルのことでトラブルが発生、
スモモくんはホテルの人に電話で怒っていました。
スモモ友と私は静かに聞きながら朝ごはんを食べていたんですが、
スモモくんはおさまらない様子。
これまでの旅行が完璧だったのに、
最後の最後によくないことが起こり、がっかりしている様子。
責任感の強いスモモくんのことなので、
Mちゃんと私が何不自由なく、すばらしい思い出だけを持って
中国を去ってほしかったようでした。
私たちは、十分すぎるほどいい思いもさせてもらったし、
感謝しているんですけど彼はそれじゃ収まらない様子。
散々ホテルに抗議してから電話を切り、
スモモくんが「気分悪いな」と日本語でつぶやきました。
スモモ友は日本語ができないため、
今スモモが何を呟いたかは分かりません。
とてもいやーな感じのムードになったので、
「Mちゃんは大丈夫なんだから、もういいじゃない?
でもありがとうね。大丈夫」と私が言うと
「それもそうだけど、もうすぐ先生とお別れだから、なんか心が・・・」と、
ため息をつきながら言いました。
えええ?ちょっと、不意打ちは困ります!
モモくんとお別れするとき、
モモくんはわざと私を泣かそうとしていろいろ涙を誘ってたんですが、
わざと言ってくるからなんとか回避できたんですが、
まさかスモモくんまで?!
一瞬うるっときましたが、
幸いスモモ友には何のことやらさっぱり分かっておらず、
キョトンとした顔でこっちを見てるので、
無理矢理ほかの話題にもっていきました。あぶなかった。
そういうわけで、最後は笑顔で別れることができました。
日本でもお別れして、また今回内モンゴルでお別れをして。
でも、なんだか、今回は「またすぐ会えるね」
という気持ちのお別れだった気がします。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shiroutotabi/20190830/20190830230526.jpg)
フフホトにもしばらくお別れです。
飛行機は、今回は遅れることなく、
無事に予定通り北京に飛び立つことができました。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shiroutotabi/20190830/20190830230538.jpg)
こーんな山をいくつも越えて、
モモくんとスモモくんに会いに行ったんだなあ~。としみじみ。
さて、無事に北京に到着した私。
Mちゃんと待ち合わせていた時間まで
少し余裕があったのでぶらぶらしていると、向こうからMちゃんの姿が!!
おおおお!
二人で1週間ぶりの再会を祝し、お互いの1週間を報告しあいました。
いろいろなところに連れて行ってもらった私とは対照的に、
1つのところで、ディープな体験をしたMちゃん。
牛のミルクを絞らせてもらったこと、モモくんの家族や親せきと遊んだこと、
祭に参加してモンゴル相撲をみたこと・・・・
などなど、うれしそうに教えてくれました。よかったね!
北京から日本に向かう飛行機の中でも、
お互いの写真を見せあいながらおよそ2週間の旅を振り返りました。
夢のような2週間でした。
本当に、ありがとう。ひとまずは、さようなら、内モンゴル。