27年ぶりの再会
去年の記事で、2022年は「久しぶり」の年だと書きました。
その中で、20年ぶりにSNSで私を見つけてくれた方がいるという話を書いたのですが、
その方こそ、先日ノイシュバンシュタイン城までリモートでガイドしてくれたIさんでした。
もともとIさんとは何度かしか会ったことがないのですが、
20年ぶりにSNSで見つけてくださり、繋がったのが2022年秋のこと。
20年前は電話や手紙で交流していましたが、2022年からはSNSで便利に連絡できるようになり、
昔以上によく連絡するようになりました。
そしてそれから1年経った去年の2023年秋、なんと27年ぶりに再会を果たしたのでした!
(最後に電話ししたのは20年ぶりですが、会ったのは27年ぶり)
記憶力のよいIさんは、いろんなことを覚えてくれていましたが、私は当時の感情すら忘れており、
「当時、マさんにはよく叱られました(笑)」と言われて驚きました。
年上なのにー!当時の自分を叱りたい(汗)
そのIさん、実は最後に会ったのが1996年のミュンヘンでした。
当時私はミュンヘンに住んでいたのですが、そこへお友達と遊びに来てくれたのです。
その後、帰国してからは電話で時々お話しするくらいだったようですが(Iさん談)、私が2005年から韓国で働くことになったとき、連絡先を告げずに行ってしまったらしく、ある日、私の番号にかけたら、知らない人が出たんだそうです。
そんなことがあったとは。
そんなIさん、2023年秋にお仕事でミュンヘンを訪問する機会があり、1996年以来、27年ぶりにノイシュバンシュタイン城に行ってこられたそうです。
そして2024年は私が。
それで今回私がノイシュバンシュタイン城を訪れたときに、去年の記憶を頼りに、リモートで道案内をしてくださったというわけです。
何だか不思議なご縁です。
物持ちのよいIさんは、28年前に一緒にミュンヘンで撮った写真も見せてくれました。
また、当時の通貨であるドイツマルクもまだ持っているというので、去年再会したとき1マルク譲っていただきました。
Iさんのお陰で、私の人生で一番幸せだった1996年について少し思い出すことができ、とても感謝しています。
今度こそ、Iさんとのご縁と、このドイツマルクを失くさないように大切にしたいと思っています。