アルゼンチンと日本は、時差１２時間、つまり昼夜がきれいに逆転、さらに南半球と北半球ってことで季節も反対。
日本から最も遠い国の１つです。（日本のホントの裏側はアルゼンチンの近くの海）
そんなわけでアメリカのシアトル経由で行くことにしたんですけど、その時のことをちらっと。
まず、前の記事に書いたように、到着が１２時間遅れたため、１日目は空港でピックアップしてもらって寝るだけ。
８か月ぶりの姉妹の再会は、クールな妹に合わせた結果、「おぅ。」程度。
日頃外国の人に囲まれて暮らしている姉妹にしては、とっても静かな再会でした。笑
次の日は、私の要望で富士山よりも高いマウントレイニアという山を見に行くことに。
姉と違ってしっかり者の妹は、ホテルから山までの行き方をちゃんとネットで調べてきてくれました。
英語が分からない私は、その紙に打ち出されたルートの英語を棒読み（？）日本語読み（？）しながらお手伝い。
でも・・・・迷ってしまいました。
あまりにもおかしいねということで、途中人に聞いてみたら、案の定間違っていました。
優しそうなおじさんに、「この道をまっすぐ行けばいいよ！一本道だから絶対間違えない！」と言われました。
でもね、おじさん。私たちは、その道からやってきたのですよ。まっすぐ「行く」じゃなくて、「戻る」んですよ…。
妹と、いったいどこでどう間違ったんだろうね？と言いながらも、でもきれいな風景が見れたのでよしとすることに。
こんな一本道。ここはすでに「行き過ぎ」ていた・・・・。
今となっては何を話していたか覚えていませんが、まあ、楽しいドライブでした。妹よ、ありがとう！
そして、たどり着いたのが、ここ。
妹と、「形がちょっとねえ？」とか「これで富士山より高いって信じられないね？」とか、さんざん文句をつけながらも、
「でもやっぱりきれいね」と最後は満足して、帰ってきました。
山自体よりも、その道中が割ときれいだったかな？という感じです。
観光らしい観光は、この山だけで、あとはドライブをしたり、ショッピングをしたり。
ショッピングといっても、これから行くアルゼンチンのための冬服を買うのが目的でした。
途中で、スタバのドライブスルーを見つけ、「わーこれ日本にないのよ～！」とパチリ。
帰国後Face○ookで自慢したら、「これ私たちの町にもありますけど？」という冷静な指摘をいただいたのでした。
海渡る前に、地元を知りなさいって感じです。笑
それから、この看板、「DETOUR＝迂回」の看板なので色はオレンジですが、普通は白です。
この看板の人、そう、ワシントン。ワシントン州だから看板がワシントンなんです。なかなか素敵ですよね！
道路標識ひとつに興奮する恥ずかしい姉に「あ・・・。ワシントンなん？今まで気づかんやった。」と冷静な妹。
そんなこんなで、オノボリな姉と冷静な現地人妹の３泊４日はあっという間に過ぎていきました。
滞在中のホテル代に始まり、食費、私がアルゼンチンできるための服、そのほかぜーんぶ買ってくれた妹。
ナビもできない、使えない姉に怒りもせず、静かに希望をかなえてくれた妹。
ああ、なんでこんなに姉と妹で大違いなのー。
思い起こせば半年前、韓国の占い師（←好きです、私・・・）に
当時は、アメリカで何かステキな出会いが待っているのかと思っていましたが、
「あんた、妹見習ってもっとしっかりしてきなさいよ。」と言いたくて、アメリカに行けと言ったのかもしれません。
妹よ、ありがとう。次は日本で恩返しするからね。
