マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

韓国の成績付けは大変!【相対評価】

みなさま、メリークリスマスでございます。

日本にいらっしゃるみなさまは、

フツウにお仕事をなさっているのでしょうか。


韓国は、クリスマスは休日でございます♪

学生たちは、これから3月1日の新学期までの2ヶ月ちょっとを

思い思いに楽しむようです。

いろんな計画があるようで、うらやましいな~。


しかし、我々教師はといいますと・・・。

今日25日の晩までに成績の入力を済ませなければならず、

休みまでもう一山あります。

 

同僚の中には一人部屋にこもって、

ひたすらお仕事をなさっているかたも・・・・。

 

実は、試験が終わってからの1、2週間が

教師たちにとってもっともストレスフルな期間なのでした。

韓国では成績は相対評価で出さなければなりません。

相対評価というのは、

「みんな、よくできたからみんなA!」ではダメで、

Aは何パーセント、Bは何パーセントなどと決まっています。

その割合も守らなければなりません。


この成績をつける作業がまずストレスフルです。

 

それも、期末テストだけで成績を決めますなんてことはしてはいけないらしく、

最低5つの要素でもって判断しなければならないとのこと。

たとえば「出席」、「期末」、「中間」、「課題」、「発表」などです。


あたまがおかしくなりそうです。

かなり集中してこの作業を終えた後は、

今度はそれをパソコンに入力していく作業。

まあ、これはいいんです。

それが終わったら、パソコンに入力したものを出力し、

それと提出用のノートを比較。

更に、この成績を公表した後で学生が問い合わせをする

(クレームをつける?)という期間があり、

電話なりメールなりで「私頑張ったのでCはちょっと」とか

「先生さえAを下さったら来年奨学金がもらえるんです。

まあ、せめてBにしていただけませんか」とかなんとか(笑)。

 

計算ミスや入力ミスならともかく、

クレームがきたからといってはいそうですかと

成績を上げてやるはずもないのに、だめでもともとというかんじなのか、

言ってくるんですね。

まあ、学生たちにしてみれば、成績は重要なので、

少しでもいい成績が欲しいのだろうとは思いますけれども。

(だったら、最初から頑張ろうよ!!)


はやくこの「問い合わせ期間」が終わってくれないかと思っています。


それが終われば、ほんとうのほんとうの、冬休み!わーーーい。

毎回2ヶ月もある夏・冬休みが、

気がつけばあっという間に終わっているので、今年こそは何かしらしたいです。

でも、ま、今日は休日だし、とりあえずはのんびり過ごすとするか?