マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

理由が必要?【結婚しない訳】

日頃、皆様のお役に立つような情報は全然発信できていない私ですが、

本日さらにどうでもいい話を失礼します。

 

 

突然ですが、私は40代半ばの独身女性で、

結婚したことは、一度もありません。

このことについて、私は特になんとも思わないんですが(親も諦めてくれている)

 

周りの人からはときどき聞かれます。

「なぜ今まで独身でいるのか」

「結婚したくないのか」

「ご縁はなかったのか」

 

それも、かなり突然に(と、私には映る)。

恋愛話とかしてたわけではなくて、本当に突然。

 

「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」に始まり、

 

「怒らないって約束してくれる?」と続き、

 

何だろうと思っていたら上記の質問をされるのです。

 

あまりに唐突なので、なぜ相手がそんな質問をしたくなったのか、

あるいはもともと聞きたかったのか、

ずっとタイミングを見計らっていたのか、それも分かりません。

 

なんとなく、話していて、ふと、相手の頭のなかに浮かんでくるのかな。

 

でも、少なくとも、直前まで別の話題について話をしていて、

私の頭にはそんな話題は全く浮かんでないので、不思議です!

 

とにかく、2、3年に一度は誰かに聞かれます。

それで、いつも以下のテンプレートを答えます。

 

1. 「この人としたいっていう人はいた」(でも、いろいろあって最終的にしなかった。この、「いろいろ」もちゃんと説明しています)

 

2. 「この人とするべきだと思った人もいた」

(周りからは、おすすめされるような、いわゆる条件のよい方だったが、最終的には違うと思った)

 

で、私は、2.で、そんな条件がいい方なのに、

自分が「できない」なんてもったいないことを思うのであれば、

この先もっといい条件の人が出てくるとは思えないし、

結局自分は結婚には向いていないと悟ったんだ、というような話をします。

 

すると、待ってました、とツッコミ開始!

 

「条件のいい人が、あなたの最適の人とは限らないんだから、そこで諦めるのはおかしい。」

 

「周りの意見は、あくまで周りの意見。あなたが結婚したいかどうかが重要なんだから。」

 

「たまたまその人とはご縁がなかっただけ。だからって、結婚そのものを諦めることはない。」

 

などなどなど。

まったく、おっしゃる通りだと思います。

まあ、私も、2.のせいで今も独身だと信じている訳ではなく、

2.があるから、本当は結婚したいのにしぶしぶ諦めたという訳でもないんです。

 

ただ、聞かれたので、あえてタイミングを答えるなら、

「そういえば、この辺り以降、結婚について考えることがなくなった」「ここ辺りから、実は結婚に向いてないと悟った」というのを伝えただけだったんです。

 

2.の出来事と、私が独身であることの因果関係を強調しすぎたかな。

 

昨日も、やっぱり上のような会話が一通り行われました。

ちなみに昨日聞いてきたのは、最近やり取りのあるRさん。

 

これまでは、ずっと辛い話題ばかりでしたが、

昨日は私のこんな話に発展するほど心に余裕が出てきたということだと理解し、心から嬉しくなりました。

 

Rさん、もしかして、私が彼のお手伝いをしているから、お礼に誰か紹介してくれようとしてる?

 

あはははは

 

Rさんからも、まあ、さんざん突っ込まれました。

幸い話は逸れていったのでよかったんですが、

今後もまた、別のひとから同じ質問をされる時がくるかも知れません。

 

そのときの為に、上の回答(いや、解答?)を更新しておかなければならないと思いました。

 

んー

 

というか、結婚しないのに、そもそも理由は必要なの?!?!

 

 

 

 

【コロナ】給付金、支援金を求めて

コロナの影響で、大打撃を受けた外国籍の友人Rさん。

年末に始めたばかりの、細々とした商売がまったく出来なくなりました。

 

いま、一緒に必死で給付金やら支援金やらを探していますが、外国人は、また一段と厳しいです。

もう、あらゆるところに障害が。

 

かなりの情報が日本語、それも漢字だらけの難解な文だけで書かれています。

英語になっているものも少しはありますが、申込書は漢字だらけだったり。

 

日本人のわたしが見ても、すごく時間がかかります。

やっと解読したと思ったら、Rさんは対象外。

「すべての条件を満たすこと」の、「すべて」がなかなか満たせないんです。

 

外国籍なので、日本人なら問題にならないところも問題になることがもちろんあります。

 

もう、こんなに大変な思いをして探して、

その結果当てはまらないことが分かったり、審査で落とされたりするRさんを見るのも辛いので、

 

先日も書いたように、

オンラインの語学レッスンをお願いしてみたりしましたが、頑として有料レッスンは受け入れません。

 

今週、一緒にハローワークに行くことにしたのですが、これも説得するのが大変でした。。。

 

以前一人で行ったことがあるらしく、

今回私が申し出たときも、

ハローワークは行ったことあるよ。全然難しくないから、一人で行ける。もっと難しいことをお願いするときのために、とっておきたい。」と言われました。

 

とっておくって、何かのカードじゃないんだから!

今は遠慮する時じゃないから!

 

確かに彼の日本語力なら、やり取りはできると思ったのですが、ハローワークの方も人間。

 

日本人(というか、言葉の壁が全くない人)が一緒のほうがスムーズに行くこともあるはず。

実際、これまでにそんな体験をたくさんしてきました。

 

「でもね、私と一緒のほうが、もらえる情報も多いかもしれないし、もっと上手く行くこともあるよ。」

 

というと、心当たりがあるらしく、

 

「そっか。こんなこと先生にお願いするなんて申し訳ないな。じゃ、お願いしようかな。」と、やっと言ってくれました。

 

ハローワークで仕事が見つかるといいのですが、今はみんな困っているから、

日本語の問題やシングルファザーであるために時間的制限のある彼に、

なかなかいい仕事はないかもしれません。

 

職業訓練を受けつつ、職業訓練給付金などが頂けると最高なんですが。

因みに、職業訓練給付金がいただける条件は以下の通りだそうです。

全部満たしているといいな。

 

1. 本人収入が月8万円以下
2. 世帯全体の収入が月25万円(年収300万円)以下
3. 世帯全体の金融資産が300万円以下
4. 現在住んでいる所以外に土地・建物を所有していない
5. 訓練実施日に全て出席(やむを得ない理由がある場合でも、支給申請の対象となる訓練期間の8割以上出席している)
6. 同世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
7. 過去3年以内に、偽りその他の不正の行為により、特定の給付金の支給をうけたことがない

 

年末に小さな小さな商売を始めるまでは、

日本の会社で働いて、日本社会を支えてきてくれたRさん。

もちろんちゃんと税金も払っているし、

新しい商売を始めてからは、彼の持ち前の明るさで

周りの人を楽しませてくれました。

 

私の職場のすぐ目の前にお店を出していたのですが、

私が10年間勤めていても一度も話したことがないような近隣の方と、数ヶ月でみんな友達になっていました。

 

こんなすてきなRさん。

Rさんを救う手立てが見つかりますように。

 

オンライン授業(準備)にダメ出しされる

コロナの影響で、

教育機関はオンライン授業のところが増えたようですね。

私の勤務先も、オンラインを取り入れました。

 

私は語学教師。

語学のオンラインレッスンなら、

今時たくさんあるので、そんなに苦労しないと思われるかも知れませんが、私に限っては、そんなことありません。

何より、教師の我々がそんな授業になれてないし、

授業プランを作ったときには、

オンライン用に作った訳ではないので、考えた通りのことはなかなか出来そうにないのです。

 

特に、オンタイム(同時双方向型)でする授業は自信ないなあ。

ほんの、数名相手ならまだしも、20名ぐらいのクラスもあります。

 

あと、ただでさえ、朝早い授業なんかは学生にとってつらいのに、

オンラインで早朝なんて、無理でしょう!

することはもちろんできますが、教育効果は、あんまり期待できない気がするんです。

違うのかなあ。

 

学期の開始時期が日本より早く、

一足早くオンラインを始めた韓国の元教え子Gさん(今は卒業して就活を休んでいる)が教えてくれた話によると、学生側がマイクをオフにするのを忘れていたせいで、

 

「ゲームをしている音が教師側に漏れていた」

「教師の文句を言っているのがまる聞こえだった」

 

などという悲しい話も。笑

 

ということで、私は、

できる部分は配信型の授業を中心に作ることにしました。

 

たとえば、

「作文」の授業は以下のようにするつもりです。

(授業はまだ始まっていません)

 

1. まず、PowerPointで授業のスライドを作る

2. 作った資料に、自分の解説を吹き込む

3. それを動画にして、Youtubeに流す

(公開範囲を「限定」に設定し、リンクを学生だけに教える)

4.Youtubeのリンクや、動画を見て行う課題をmoodleにアップし、学生に提出させる

5.添削して、学生に返す

 

まあ、作文だから、これで行けるかな?

会話のクラスなどは、どうしても同時双方向になります。

でも、複数対象なので、どうするべきか研究が必要です。

いろんな先輩方の例をみて、勉強しなくては。

 

とまあ、まだそんな段階です。

授業開始までに間に合うのか、不安でたまりませんが、

やるしかないですね。

 

ところで、上述のGさんは、

 コロナで就活も出来ない今、何をすべきか途方に暮れているとのこと。

勉強すればいいことは分かるが、向かう先が見えなくて、力が入らないといいます。

 

えー。時間を持て余してるの?

私なんか徹夜よー。

オンライン授業の準備も大変だし、手伝ってー。笑

 

というと、

「そういうの、勉強したかったから、一緒に考えましょう。私も勉強することができて嬉しいです。」とのこと。

 

学生の目線から、

どうすれば飽きない授業になるか考えてくれるというのです。

なんて心強いの!

 

早速私が作ったサンプルを送ったところ、

「(こんなにつまらないなんて)逆に新鮮!」とか言われてしまいました。

正直で好きよ。笑

 

「受ける学生が可哀想だから、どうしたらおもしろくなるか、考えときますね。」と、

さらにグサリとくることを言われました。

よ、よ、よろしくお願いします。

 

そんな訳で、もうすぐ始まるオンライン授業。

 

学習効果も高く、学生たちのやる気が引き出せる

素敵なコンテンツが作れたらいいなあ。

 いろんな方の授業を見ながら、参考にさせていただこうと思います。

 

勉強することばかりだけど、きっと成長するチャンス!!

がんばろう。

 

 


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写真は、本文に関係ありませんが、

2018年夏に行った北海道の知床で撮りました。

旅行に行けないので、写真を見て旅行気分を味わっています。

 

 

大変な時に他人を思いやる友人

(内容とタイトルが合ってなかったので、タイトル変更しました。)

久しぶりに書きます。

 

 

コロナの影響で、想定外の仕事が増えてしまい、

この一週間で2日も徹夜してしまいました。

お仕事があるだけありがたいのですが、

(徹夜しても、給料は変わらないシステムですが!)

このままでは免疫力が落ちまくる!

 

仕事は一向に終わらないし、

時間はどんどん過ぎていくし、で

そんな自分の状態にストレスを感じ始めていたつい最近のこと、

 

素敵な出会いがありました。

 

とある自営業の友人Rさん(アラブ人)が、

コロナの影響でお店が出来なくなり、とても困っていました。

小さなお子さんもいるので、何かできることはないかと、

「無料だと怠けるから、有料でオンラインでアラビア語教えてくれませんか?」と言ったりしてみましたが、

「僕を助けるためでしょう。気持ちはすごく嬉しいけど、絶対にできない。」と断られました。

 

「心配しないで。絶対に乗り越えて見せるから!」とのこと。

 

何も力になれなかったなあ、と思っていたところ、

ある日SOSのメッセージが入りました。

おお、私にできることがあるかしら?

と聞いてみてびっくり。

 

「僕の友達のAさんは素晴らしい人で、ずっとボランティアで通訳とかしてる人なんですけど、その人が7月に日本語の試験を受けたいそうだから手伝ってあげてくれませんか。お金は払うって言ってます。」

 

ええ!お願いって、他人のことなの?

 

こんなに大変な中、自分のことではなく、

人のためにお願いするRさん。

 

直接Rさんのためではなくても、

Aさんのお手伝いをすることでRさんが喜んでくれるならと、

 

「無料でするかわりに、Aさんの望む通りにはできないかも知れない。忙しくてできないときもあるかもしれないけど、それでもいいなら。」

 

と引き受けることにしました。

(オンラインで)

 

 

そうして出会ったアラブ人Aさん。

Rさんに負けず劣らず日本語がペラペラでした!

敬語なんかも完璧で、びっくり。

 

彼いわく、聞くのと話すのは問題ないんだけれど、読み書きが難しいとのこと。

やっぱり漢字が大変なようです。

何とかして、読み書きもすらすらできるようにしてあげたいものです。

今日はとりあえず、彼のレベルを知るために過去問を少し解いてもらいました。

 

日常会話で出てくるような語彙は本当によく分かっているようでしたが、ちょっと高度になるとあやふやな様子。

 

ひとつ表現を知っていたら、

わざわざ別の言葉で言い換えたりしないですからね。

 

どこまで私にできるか分からないけど、

できるだけ一緒にがんばりましょうね。

 

 

こんな時ですが、

なんとなく、心があたたかくなれた日でした。f:id:shiroutotabi:20200419045031j:image

写真は、2017年4月にドイツでしたお花見のときに撮ったものです。

 

コロナ対応【ドイツと韓国の知り合いから聞いた話】

ひさしぶりにブログを書きます。

ここのとこ、酷い風邪をひいていて、肩身が狭かったです。

出歩くのが一番良くないと思い、仕事も行かずに家で大人しくしていました。

 

やっと治ってきたので今日久しぶりにスーパーに行ったら、

一週間前にはなかったトイレットペーパーが復活していました。

一時的なものだったとはいえ、大家族の方たちはひやひやされたのではないでしょうか。

 

一週間ぶりのスーパーでは、一人暮らしというのに、食料品を7000円も買ってしまいました。

もちろん、日持ちするものや冷凍できるものもありますが、レジで金額をみて声をあげそうになりました。

 

ところで、世間を賑わせている憎きコロナ。

海外の知り合いからもいろんな話を聞きます。

フランスはトイレットペーパーとパスタがないと言っていました。

アメリカに住む妹の話では、なぜかアメリカもお米がないとのこと。

「あんたたち、普段からそんなに食べないでしょ」と妹が突っ込んでました。笑

もしかしたらアジア人かな。買ったの。

 

ところで、コロナ関連でこんな話を聞いたので、メモがわりに書いておきます。

まず、ドイツ。全国的なことではなく、限られた州だけかもしれません。

もともとドイツって、バスやトラム、地下鉄などはチケット売り場はあるものの、

日本と違って改札のようなものがありません。(これはドイツ全国どこでも)

また、乗り降りする時に必ずチェックされる訳でもないので、キセルをしようとすると可能です。

これ、毎回チェックされないのですが、皆さんちゃんと乗る時は自分でちゃんと機械にチケットを差し込んで、スタンプを押しています。 

たまーに、抜き打ち検査をされ、そこで捕まったら高い罰金を支払うことになります。

しかし、最近、コロナのためにこの抜き打ち検査が実施されないというのです。

理由は従業員を守るため。

抜き打ち検査をすると、接触することになるから、接触しないように、とのこと。

公共交通機関に無料で乗れるってすごいですね。

また、運転手さんに話しかけないように、前のドアから乗り降りができないとのこと。

 

 

次に韓国。

一時期、マスクを買うために長蛇の列ができている写真などが見られていましたが、

今では、自分の誕生年によって買える曜日が決まっているとか。

たとえば、月曜なら最後の一桁が1と6の人。つまり、1991年生まれとか、1986年生まれとか。

火曜は2と7、というふうになっているんだそう。そして、土曜は誰でも買える日だそうです。

素晴らしいシステムですよね。

また、今回大変だった大邱には、たくさんのボランティアが行っているそうなんですが、

ボランティアの人たちのために、カフェ連合の人たちが無料でコーヒーが飲めるチケットを配布しているとか。

 

もちろん、ドイツや韓国だけじゃなくて日本でもいろんな取り組みがあると思います。

この大変な時に、少しでも大変な思いをしている人のためになることができるって、素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

 

「隔離」って英語で何という?

私は、外国からきた学生を相手に仕事しているため、

あんまりできないにも拘わらず、

英語を話さないといけない機会が結構あります。


つい先日は、携帯を水没させ、かつ画面が壊れた学生に頼まれて、
電話ごしに修理会社の方に質問したり、

この時期に海外に行かなければならないけれど、
長時間手が洗えないかも知れないから除菌シートを買っておきたいと言われて、
ネットで探すのを手伝ったり
(「除菌シート」という単語を知らないため、うまく探せない)

空手の練習をしていて怪我をしたから、
救急車を呼んだほうがいいのか相談されたり、
  
炊飯器の機能を聞かれたり(笑)

本当に、日々いろんなことが起こります。


英語ネイティブの人もいれば、
そうでない人もいるし、

私のブロークンな英語でも気にしてないというか、

用件が無事に伝われば問題がないようなので、

まあ、今のところ何とかなっています。



そんな環境にいるので、
英語を目にしたり耳にしたりすることが比較的多い方だと思いますが、


最近よく触れる英語ナンバーワンは、

やっぱりコロナの影響で「隔離」でしょうか。
英語では、"quarantine"というそうです。


最初は、この単語を知らなかったんですが、
学生たちがしゃべっている話の内容から、すぐに隔離とわかりました。


「あー。私、タイ経由でマレーシアに帰るから、14日間quarantineされなくちゃいけないんです~。」

「国にちょっと戻りたいんだけど、次に日本に戻ってきたら14日間quarantineされるから、今はじっとガマンしてるのがベストだと思います。」


などなど。

隔離「される」なので、実際にはquarantinedという形で使われています。


これ、文脈から「隔離」だとすぐ分かりますが、

もともとどんな言葉なんだろう?と気になりました。


よく見ると「クォーター(puarter)」のはじめの部分に似ていますよね。

関係あるのかな?

と思い、調べてみたら、面白いことが分かりました。

以下、wikiからの引用です。

英語のquarantineは、イタリア語のヴェネツィア方言quarantenaおよびquaranta giorni (40日間の意)を語源としている。これは1347年の黒死病大流行以来、疫病がオリエントから来た船より広がることに気づいたヴェネツィア共和国当局では、船内に感染者がいないことを確認するため、疫病の潜伏期間に等しい40日の間、疑わしい船をヴェネツィアやラグーサ港外に強制的に停泊させるという法律があったためである。


だそうです。


学生が、"I will be quarantined for 14days!"(14日間隔離されちゃう!)
と口々に話しているのを聞いて、気の毒だと思いながら、

ひとつ学ばせてもらいました。

因みにドイツ語も英語とそっくりで、"die Quarantäne"というそうです。

ドイツ語にもあった!【胃袋を掴む】

あっという間に三連休が終わりました。

皆様はいかがお過ごしでしたか?

 

私は、どこにも行かず、仕事もほとんどせず、

自宅で、だらだらとネットサーフィンをしていたのですが、

Deutsche Welle(ドイチェ ヴェレ)という

ドイツ連邦共和国国営の国際放送事業体が提供する

無料のドイツ語教材を発見しました!

Das sagt man so! | DW

 

私が見つけたのは中級者(B1、B2レベル)のためのもので、

項目ごとに、2分弱の音声、確認問題、スクリプトなどが揃っています。

 

私が特に気に入ったポイントは、     

1. ネイティブによる発音があり、聞く練習ができる

2. ドイツ語ならではの表現、慣用句が学べる

 

そして、何より嬉しいのが、

3. 音声が2分程度と、とても短いので集中して聞ける

 

ことです。

自分で発音練習するにも、このくらいなら飽きずにできそうですよね!

 

さて、ドイツ語の慣用表現をもともとあまり知らない私が

今回初めて知った表現、それがドイツ語版の「胃袋を掴む」です。

 

ドイツ語では、

Liebe geht durch den Magen.(リーベ ゲート ドゥルヒ デン マーゲン)

と言うのだそうです。

直訳すると「愛は胃を通っていく」となります。 

 

日本語の「胃袋を掴む」と同じように、

料理が上手であれば、相手を自分のものにできるという意味です。

日本的な表現なのかと思いきや、ドイツにもあったとは!

 

その他に、「これはドイツだなあ。」と思った表現もあります。

Der Esel nennt sich zuerst.(デア エーゼル ネント ズィヒ ツゥエァスト)

「ロバはいつも自分のことを先に呼ぶ」です。

 

他の外国語のことをよく知らないのですが、

ドイツ語では、人と自分を並べるとき、

「私と田中さん」とは言わず「田中さんと私」というように、

いつも他人を先に言うべきとされています。

 

それが出来なかったら、ロバだ(バカだ)ということです。

身内について話すときも、

「妻と私は、あなたに会えるのを楽しみにしています。」などといいますし、

話すだけでなく、手紙の最後にも、

「マリアとアントンより」(アントンが書き手)になります。

 

それに慣れてしまうと、

ときどき、日本語でもそうしないと気持ち悪いというか、

自分を先に言うのが憚られて、ついつい自分を後に書いてしまうこともあります。

 

このブログでも、たまにそうなっているかも知れません。笑