マさんの日記

失敗ばかりする旅好きの私の雑記帳です。海外の方との交流についても書きます。

ドイツ語にもあった!【胃袋を掴む】

あっという間に三連休が終わりました。

皆様はいかがお過ごしでしたか?

 

私は、どこにも行かず、仕事もほとんどせず、

自宅で、だらだらとネットサーフィンをしていたのですが、

Deutsche Welle(ドイチェ ヴェレ)という

ドイツ連邦共和国国営の国際放送事業体が提供する

無料のドイツ語教材を発見しました!

Das sagt man so! | DW

 

私が見つけたのは中級者(B1、B2レベル)のためのもので、

項目ごとに、2分弱の音声、確認問題、スクリプトなどが揃っています。

 

私が特に気に入ったポイントは、     

1. ネイティブによる発音があり、聞く練習ができる

2. ドイツ語ならではの表現、慣用句が学べる

 

そして、何より嬉しいのが、

3. 音声が2分程度と、とても短いので集中して聞ける

 

ことです。

自分で発音練習するにも、このくらいなら飽きずにできそうですよね!

 

さて、ドイツ語の慣用表現をもともとあまり知らない私が

今回初めて知った表現、それがドイツ語版の「胃袋を掴む」です。

 

ドイツ語では、

Liebe geht durch den Magen.(リーベ ゲート ドゥルヒ デン マーゲン)

と言うのだそうです。

直訳すると「愛は胃を通っていく」となります。 

 

日本語の「胃袋を掴む」と同じように、

料理が上手であれば、相手を自分のものにできるという意味です。

日本的な表現なのかと思いきや、ドイツにもあったとは!

 

その他に、「これはドイツだなあ。」と思った表現もあります。

Der Esel nennt sich zuerst.(デア エーゼル ネント ズィヒ ツゥエァスト)

「ロバはいつも自分のことを先に呼ぶ」です。

 

他の外国語のことをよく知らないのですが、

ドイツ語では、人と自分を並べるとき、

「私と田中さん」とは言わず「田中さんと私」というように、

いつも他人を先に言うべきとされています。

 

それが出来なかったら、ロバだ(バカだ)ということです。

身内について話すときも、

「妻と私は、あなたに会えるのを楽しみにしています。」などといいますし、

話すだけでなく、手紙の最後にも、

「マリアとアントンより」(アントンが書き手)になります。

 

それに慣れてしまうと、

ときどき、日本語でもそうしないと気持ち悪いというか、

自分を先に言うのが憚られて、ついつい自分を後に書いてしまうこともあります。

 

このブログでも、たまにそうなっているかも知れません。笑